2021.12.09

【宇都宮vs琉球】リバウンドで差がある両者、宇都宮はビッグマンの働きがポイント

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

宇都宮ブレックス vs 琉球ゴールデンキングス(@ブレックスアリーナ宇都宮)
第1戦:12月11日15時5分 第2戦:12月12日16時5分

 宇都宮ブレックスは、今節から3試合連続でブレックスアリーナ宇都宮での試合が組まれた。12月最初のホームゲームは、西地区首位に立つ琉球ゴールデンキングスとの2連戦だ。

 現在は東地区4位ながら、5連勝で好調をキープする宇都宮。前節行われた信州ブレイブウォリアーズとの第1戦は、最終クォーターに比江島慎がエースの働きを見せて72-63で勝利を収めた。続く第2戦では第2、第3クォーターの20分間で15失点に留める堅守を存分に発揮。第3クォーターでは計29得点の猛攻も見せ、83−61で圧勝した。

 琉球は前節、ホームで富山グラウジーズを連破し連勝を「3」に伸ばした。その初戦はアレン・ダーラムの20得点を筆頭に計6選手が2ケタ得点をマーク。ディフェンスでも相手を66得点に抑え、最終的に25点差をつけた。第2戦は第2クォーターで22-10と抜け出すと、そのまま優位に試合を進め80-69で勝利。2日続けて大黒柱を欠いた富山を寄せつけなかった。

 宇都宮のホームで行われる好カードの見どころは、リバウンドだ。琉球は現在B1トップとなる平均40.2リバウンドを記録しており、前節は2年連続でリバウンド王に輝いているジャック・クーリーが戦列に復帰した。対する宇都宮は平均37.2リバウンドでB1リーグ10位だが、ジョシュ・スコットが平均11.3リバウンドでランキング1位に立っている。宇都宮が琉球から勝利を奪うには、スコット以外のインサイド陣の働きがカギになるだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
ブランドン・ジャワト
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇 ※インジュアリーリスト
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

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