2021.12.27

【茨城vs川崎】前回対戦は川崎が連勝、リベンジに燃える茨城は中村功平と髙橋祐二の働きが1つのカギ

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

茨城ロボッツ vs 川崎ブレイブサンダース(@アダストリアみとアリーナ)
12月29日18時5分
 
 茨城ロボッツ川崎ブレイブサンダース。11月の第11節に相まみえた両チームが再びアダストリアみとアリーナで激突する。前回2連敗を喫した茨城としては、リベンジを果たして2021年を締めくくれるか。

 信州ブレイブウォリアーズと対戦した前節、茨城はB1昇格後初の連勝を果たした。その初戦は立ち上がりから23-11の好スタートを切ると、前半終了時点で18点のリード。インサイド陣の得点を中心にこのリードを守り切って勝利すると、翌日も84-77で白星。戦列復帰した岡田侑大に27得点を奪われたが、多嶋朝飛が15得点、福澤晃平は22得点7アシストの活躍を見せて敵地で連勝を収めた。

 一方の川崎は、前節のホームゲームは1勝1敗で終了。第1戦は90-81で大阪を振り切ったが、続く第2戦は11点差で敗戦。第2戦では計5選手が2ケタ得点を記録したものの、ディージェイ・ニュービルに26得点を献上した。それ以上に特別指定選手として加入したばかりの高島紳司に23得点の活躍を許してしまったことが大きな敗因となり、年内最後のホーム戦は黒星を喫した。

 茨城と川崎の前回対戦では、2戦を通じてニック・ファジーカスマット・ジャニングが得点を伸ばして川崎が連勝した。茨城としては両選手を自由にさせないことがポイントになるが、平尾充庸の欠場が続いているだけに相手ガード陣への対策も必須。藤井祐眞篠山竜青に試合を支配されないためには中村功平髙橋祐二の働きも重要だ。強気な姿勢を貫き、両選手がゲームチェンジャーとなれるか注目したい。

文=小沼克年

■ロスター
・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
遥天翼
福澤晃平
多嶋朝飛
チェハーレス・タプスコット
中村功平
髙橋祐二
マーク・トラソリーニ
エリック・ジェイコブセン
ハビエル・ゴメス・デ・リアニョ
平尾充庸
鶴巻啓太
谷口大智

・川崎(HC:佐藤賢次)
藤井祐眞
米須玲音 ※特別指定
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
綱井勇介
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

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