2022.02.03

【横浜vs北海道】熱戦が予想される2連戦、インカレ決勝以来となる松下vs河村の対決にも注目

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

横浜ビー・コルセアーズ vs レバンガ北海道(@横浜国際プール)
第1戦:2月5日15時5分 第2戦:2月6日14時5分

 今節、現在12勝19敗のレバンガ北海道と11勝19敗の横浜ビー・コルセアーズがレギュラーシーズン最後の2連戦を迎える。前回、北海きたえーるで相まみえた際は第1戦を74-69、第2戦を75-72で制した北海道が2連勝。今回ホームの横浜としてはリベンジを期す舞台だ。

 今シーズン初の3連勝を目指して臨んだ前節のサンロッカーズ渋谷戦、横浜は84-99で敗れた。敗因としては99失点を喫したディフェンスとターンオーバーが挙げられ、17個犯したターンオーバーからは計21得点を相手に奪われた。しかし、チームとしては計24アシストを記録してペイントエリアから52得点を積み上げたほか、ジェイコブス晶がプロ初得点を挙げて最年少得点記録を塗り替えるという明るいニュースもあった。北海道戦の勝利へ向けては、ディフェンスの修正とSR渋谷戦で30.8パーセントに留まった3ポイントシュートでの得点を増やしたいところだ。

 今回、横浜国際プールに乗り込む北海道は1週間ぶりの公式戦。第19節に行われた川崎ブレイブサンダースとの2連戦では第1戦で109失点、第2戦でも97失点を喫しただけに、今節を臨むうえでは横浜同様にディフェンスの修正が問われるだろう。

 北海道の注目選手としては松下裕汰を挙げたい。直近3試合で平均20分以上のプレータイムを得ているルーキーは粘り強いディフェンスを1つの武器としており、12月の大学日本一を決めるインカレ決勝では現在横浜でプレーする河村勇輝も大いに苦しめた。プロの舞台でもマッチアップが実現すれば、“河村封じ”のキーマンとして期待が高まる。

文=小沼克年

■ロスター
・横浜(HC:青木勇人)
パトリック・アウダ
レイトン・ハモンズ
ジェイコブス晶 ※特別指定
河村勇輝 ※特別指定
レジナルド・ベクトン
古牧昌也
森川正明
阿部龍星
大庭岳輝
土屋アリスター時生
森井健太
キング開
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将

・北海道(HC:佐古賢一)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
牧全
寺園脩斗
ダニエル・ミラー
中野司
桜井良太
玉木祥護
山口颯斗
ショーン・ロング
デモン・ブルックス
葛原大智
松下裕汰 ※特別指定

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