2022.07.07

Bリーグ2022-23シーズンは残留プレーオフを開催せず…島田チェアマンが明言

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 Bリーグの島田慎二チェアマンが7日、2022-23シーズン開幕カード発表後記者会見に応じ、同シーズンは残留プレーオフを開催しないことを明言した。

 残留プレーオフはB1の勝率下位4クラブが参加し、同大会の最下位クラブと下位2位クラブがB2へ自動降格。下位3位クラブがB1・B2入れ替え戦へと参加し、B2上位3クラブ残留・昇格を争っていたが、2019-20シーズンからは新型コロナウイルスの感染拡大のため開催せず。降格チームはなく、上位2クラブが自動昇格していた。

 島田チェアマンは会見で残留プレーオフの不開催を明言。「残留プレーオフではなく、勝率で(降格クラブを)決定する」と明らかにした。

 2022-23シーズンから3地区制となるため、地区によって対戦カードに偏りがある。チャンピオンシップ進出や残留へ影響が出る可能性もあるが、「クラブから『この組み合わせがどうだ、あそこがどうだ』という発言はほとんどなかった」と説明。そのうえで以下のように見解を示した。

「Bリーグは毎年移籍が激しく、戦力図が毎年変わっていく。これ(3地区制、残留PO不開催)を取り決めたタイミングというのは、去年までのチーム編成の時に決めているものなので。あまり言っても仕方なく、どのようなルールであっても結果を出すしかないというのがクラブ経営サイドのスタンスと見ています」。

このため、2022-23シーズンはB1、B2ともにワイルドカードの勝率下位2クラブが自動降格となる。

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