2023.02.13

敵地で2連勝を飾った横浜BC…河村勇輝は天皇杯へ向け「絶対に決勝へコマを進めたい」

天皇杯の準決勝への意気込みを語った河村[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグの第22節が2月11日から12日にかけて行われ、横浜ビー・コルセアーズファイティングイーグルス名古屋とアウェーで対戦。試合後のコメントをクラブ公式ホームページが伝えている。

 第1戦に85-79で勝利した横浜BCは、チャールズ・ジャクソンが21得点11リバウンド、河村勇輝が18得点15アシスト、赤穂雷太が13得点9リバウンド、デビン・オリバーが12得点9リバウンド、須藤昂矢が11得点をマークし、84-70で連勝を飾った。

 前半では4得点10アシストを記録した河村は、「今日はビッグマンのところでのアドバンテージが大きかったので、そこを狙ってアシストが増えていきました。シュートタッチが良くなかったのでフリースローでうまく調整しながら、シュートタッチを合わせにいきました」とコメント。第4クォーターでは3ポイントや5本のフリースローを含む12得点と爆発力も発揮した。

 5点ビハインドで試合を折り返すも、第3クォーターで一気に試合の主導権を握った横浜BC。河村は「前半から今日の第3クォーターのような試合をしていかないといけない」と反省点について言及すると、赤穂は「点差が開くとディフェンスが緩くなる癖があります。トップチームとやるときには、こういったところから負けてしまう」とチームの課題について語った。

第3クォーターだけで10得点と気を吐いた赤穂[写真]=B.LEAGUE

 また、オリバーは「今日は雷太と昂矢が試合を通してステップアップしたと思うし、2人が躍動していたのがうれしかった。このチームは誰かが活躍すると、チーム全体がそれに応えようとして活気づくので、素直に2人のプレーは素晴らしかったです」と仲間の活躍を称えると、ジャクソンも「チームメートが活躍すると自分もエナジーをもらえるので、とにかくみんなのために自分がより力強くプレーすることを意識しました」と語った。

 横浜BCは2月15日に天皇杯の準決勝が控えており、琉球ゴールデンキングスと沖縄アリーナで対戦する。エースの河村は、この大一番へ向けて意気込みを語った。

「今日はアウェーにもかかわらず、たくさんのファンの皆さんに来ていただいて、本当に心強かったです。天皇杯もまたアウェーになりますが、多くのブースターが駆けつけてくれると思います。天皇杯はリーグ戦とはまた違った雰囲気や戦いになる一発勝負なので、最初から40分間、気持ちを入れて戦い、絶対に決勝へコマを進められようにしたいです」

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