2023.05.25

川崎ブレイブサンダースがヤングジュニアとの契約満了を発表…ジャニング、前田悟に続いて退団へ

契約満了に伴いBリーグの自由交渉選手リストに公示されたマイケル・ヤングジュニア [写真]=B.LEAGUE
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 川崎ブレイブサンダースは5月25日、マイケル・ヤングジュニアとの契約満了を発表した。

 現在28歳のヤングジュニアは、206センチ105キロのパワーフォワード。ピッツバーグ大学卒業後、プエルトリコやフランス、中国などのクラブを経て、2022-23シーズンに川崎へ加入した。レギュラーシーズンは34試合の先発を含む55試合に出場すると、1試合平均12.2得点5.3リバウンド2.9アシスト1スティールをマーク。4月23日の試合で負傷し、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」の出場は叶わなかった。

 同選手はクラブを通じて「サンダースファミリーの皆さんこんにちは、マイヤンです! 川崎の一員になれて日本を経験することができてすごく楽しかったです。どんな時も応援ありがとうございました! サンダースファミリーは日本で1番のファンだと思います。ありがとうございます! BE BRAVE!!」コメントした。

 また、北卓也ゼネラルマネージャーはヤングジュニアに対して、次のような労いの言葉を送った。

「ヤングジュニア選手は川崎の外国籍選手としては新しいタイプのオールラウンダープレーヤーとしてチームに加わってもらいました。日本、そして川崎のバスケットのスタイルに順応するのに苦労していましたが、徐々にその高い能力を発揮しチームの力になってくれました。アウトサイドでは精度の高いミドルレンジのジャンプショット、インサイドでは鋭いドライブで切り込んで難局を打開し起点となる姿はチームに勢いを与えてくれました。シーズン最終盤に手術が必要なほどの怪我を負ってしまい、CSをともに戦うことができなかったことは残念でしたし、本人が一番悔しい思いをしていると思います。完治をして、彼がまたどこかのチームで本来の姿で大活躍することを願っています。ありがとうございました」

 なお、川崎の契約満了はマット・ジャニング前田悟京都ハンナリーズへ移籍)に続いて3人目。契約継続のオファーを出している熊谷尚也も本人の希望により、自由交渉選手リストに公示されている。

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