2024.01.09

B1茨城が外国籍選手入れ替え…NBLでMVP経験ある米出身PFを獲得

2021年に仏・ナンテール92でプレーしていたコンクリン[写真]=Getty Images
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 B1東地区の茨城ロボッツは1月9日、アンガス・ブラントヘンリー・エレンソンの2選手が退団し、新外国籍選手のブライアン・コンクリンと2023-24シーズンの選手契約に合意したと発表した。

 オーストラリア出身で現在34歳のブラントは、208センチ114キロのセンター。滋賀レイクス香川ファイブアローズを経て、今シーズンから茨城に加入すると、ここまでレギュラーシーズン28試合に出場。チーム最多の1試合平均7.6リバウンド、8.2得点1.2アシストをマークしていたが、契約満了のため退団することになった。

 もう1人の退団選手であるエレンソンは、アメリカ出身26歳のパワーフォワード。今シーズンから茨城に加入し、208センチ109キロの体格を生かしたプレーが期待されていたが、メディカルチェックの段階で右肋骨骨折が判明し、インジュリーリスト入り。1試合もプレーすることなく、双方合意の上、契約を解除することになった。

 シーズン途中に加入することになったアメリカ出身のコンクリンは現在34歳、198センチ104キロのパワーフォワード。NBL(オーストラリア)在籍2年目だった2015年にMVPに輝くと、その後は中米諸国やフランス、トルコ、ポルトガルを転々。プロデビュー12年目にして、初のアジア挑戦となる。

 茨城の西村大介代表取締役社長兼GMは、「身体を張ったインサイドでのプレー、トランジションでの走力とミドルシュートが魅力の選手です。プレー面もさることながら、様々な国でプレーをしたタフな経験を生かし、アグレッシブな姿勢とハードワークで、チームに大きなエナジーを注入してくれることを期待しています」と、新加入のコンクリンを紹介した。

 クラブより発表された選手のコメントは以下のとおり。

アンガス・ブラント退団コメント
茨城での時間が終わってしまうのはとても残念ですが、戦績が振るわない状況にも関わらず、チームに対してサポートを示し続けてくれた素晴らしいファンに感謝したいと思います。本当にありがとうございました

ブライアン・コンクリン入団コメント
このクラブ、都市、地域を代表する機会を与えてくださった堀オーナー、リッチコーチ、そしてロボッツの組織に感謝したいと思います。 初めてBリーグでプレーする機会にとても興奮しています。 自分のタフさ、プロフェッショナリズム、そして長年の経験を活かして、コートの内外で勝利する文化を築きながら、チームのシーズン目標の達成に貢献したいと思っています。

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