5月24日、「B2 PLAYOFFS 2020-21」ファイナルの第3戦が行われ、群馬クレインサンダーズが茨城ロボッツと対戦した。
ここまでの対戦成績は1勝1敗。勝利したチームがB2覇者となるこの一戦は、群馬がブライアン・クウェリとマイケル・パーカーを中心にスタートダッシュ。この2人が次々と得点を挙げ、23−11と大きくリードして終えると、第2クォーターでは野﨑零也の3ポイントシュートやジャスティン・キーナンのインサイドアタックで加点。49−30とリードをさらに広げて試合を折り返す。
19点のリードをもって迎えた第3クォーター、茨城にアウトサイドからシュートを沈められるが、負けじとインサイドから得点を挙げて反撃。73−57で突入した最終クォーターでは再び攻撃のギアを上げ、じりじりと相手を引き離しにかかる。最後まで攻撃の手を緩めなかった群馬が98−75で勝利し、チーム史上初となるB2リーグ王者に輝いた。
勝利した群馬はクウェリが28得点でチームハイを記録したほか、パーカー、キーナン、野﨑が20得点以上を挙げる活躍を見せた。一方の茨城は、福澤晃平が21得点、チェハーレス・タプスコットが20得点を記録したが、B2制覇は果たせなかった。
■試合結果
群馬クレインサンダーズ 98ー75 茨城ロボッツ(@太田市運動公園市民体育館)
群馬|23|26|24|25|=98
茨城|11|19|27|18|=75