2021.05.22

群馬が茨城の驚異的な追い上げを退け、B2優勝に王手…キーナンが34得点と躍動

34得点を挙げたキーナン[写真]=B.LEAGUE
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 5月22日、B2リーグ優勝をかけた「B2 PLAYOFFS 2020-21」のファイナルが行われ、群馬クレインサンダーズ茨城ロボッツと対戦した。

 群馬はジャスティン・キーナンが第1クォーターか13得点を挙げるなど躍動し、チームとしても27-17と2ケタリードで最初の10分間を終える。

 続く第2クォーターは追い上げを図る茨城に対し、ブライアン・クウェリやキーナンが要所で得点してそれを許さず。結局、53-41と群馬がさらにリードを広げて後半へ。

 ハーフタイムを挟んだ後も、群馬の優位は崩れないまま試合が進行する。第3クォーターはトレイ・ジョーンズがスコアを伸ばし、茨城の平尾充庸を中心とした反撃を退けることに成功。75-62とわずかながらもさらに点差を離して最後の10分間へ。

 しかし、迎えた第4クォーターは茨城の怒涛の反撃に劣勢を強いられることに。序盤からじりじりと点差を詰められ、試合時間残り3分7秒には平尾のフリースローによってついに83-84と逆転されてしまう。それでも、群馬はジョーンズらの得点で再びリードを奪うことに成功。試合時間残り12秒には、茨城に2点差まで迫られる3ポイントを決められるも、その後は得点を許さず。最終スコア94-90で辛くも勝利した。

 第1戦を制した群馬は、キーナンが4本の3ポイントを含む34得点をマーク。さらにジョーンズも21得点で勝利に貢献した。一方、茨城は平尾が今シーズン自身最多となる31得点と気迫のプレーを見せるも、あと一歩のところで第1戦の勝利を逃すこととなった。

■試合結果
群馬クレインサンダーズ 94-90 茨城ロボッツ(@太田市運動公園市民体育館)
群馬|27|26|22|19|=94
茨城|17|24|21|28|=90

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