2022.10.06
5月10日、韓国バスケットボールリーグ(KBL)の原州DBプロミに所属する中村太地が、Bリーグの島田慎二チェアマンを表敬訪問した。
昨夏、京都ハンナリーズから原州DBプロミに移籍し、KBL初の日本人選手となった中村。韓国挑戦1年目を終えて帰国した同選手は、島田チェアマンがパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「島田のマイク」にも出演し、BリーグとKBLの違い、韓国での生活、将来のキャリア展望など、さまざまなテーマで熱く語り合った。
特別指定選手としての期間も含めると、4シーズンのBリーグ経験を経てKBLに挑んだ中村。しかし、その中村をしてもKBL1年目は「ジェットコースターのようなシーズン」だったという。
勢いのままに活躍した序盤戦から、相手の対策に抵抗できず出場機会を減らすなど苦しい時期も経験。それでも、島田チェアマンの「行ってよかったですか?」という質問に対しては、やや食い気味に「それは間違いないです」と即答し、「来年もKBLでプレーしたいと思っています」と話した。
韓国語についても毎日1時間勉強するなど、リーグへの適応に精力的な中村。食事面でも「サムギョプサルがすごく好きです」と笑顔を浮かべるなど全く問題はないようで、このままKBLで長くプレーするのかと思いきや、島田チェアマンの「今後の目標は?」という質問に対しては「西に行きたい」と回答した。
「日本から韓国に行って、そのままヨーロッパの方までガーっと行きたいなと。そしてアメリカを経由して、日本に戻ってくる、というのを描いています」
その壮大な計画に島田チェアマンも「相当長いことやらないといけないですね(笑)」と苦笑いを浮かべながらも、その海外志向の高さには感銘を受けたようで、「日本の若い選手が海外にチャレンジするために備えるべきものは?」とさらに質問。
これに対して中村は「一つの環境に留まらないこと」だと話し、その意図として「環境に適応する能力は大事だと思うので、トライアウトとか練習参加とか、常に積極的にいろいろな場所に足を踏み入れてほしい」と語った。
このほかにも、韓国挑戦を決断した理由やKBLの選手と対戦した際に感じたことなど、さまざまなことを語った中村。その内容は20日に配信された「島田のマイク」で確認できる。
最後は一緒にサムギョプサルを食べに行く約束をした島田チェアマンと中村。異国での挑戦を続ける若き才能の今後に、引き続き注目したい。
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