2022.10.06

“元スーパー留学生”や“覚醒した生粋の点取り屋”…開幕節で活躍した新加入選手6選/B MY HERO!

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 10月4日、Bリーグ応援番組『B MY HERO!』が2022-23シーズンの第2回配信を迎えた。番組にはバスケットボールキングの入江編集長が出演し、B1開幕節で活躍した新加入選手6選を紹介した。

 最初に紹介されたのは、シーホース三河との先出し開幕戦で躍動した、名古屋ダイヤモンドドルフィンズモリス・ンドゥール。高校時代は岡山学芸館高校の留学生として、インターハイやウインターカップで存在感を放っていたンドゥールに対し、「当時から非常にスマートで頭がいい、自分をしっかりと持っている選手という評価だった」と入江編集長。開幕戦で見せたアスレチック能力の高さも称賛しつつ、日本語を含む5カ国語を操るコミュニケーション能力の高さについても言及した。

 続いて紹介されたのは、2シーズンに及ぶ韓国でのプレーを経てBリーグに復帰した三河の中村太地柏木真介細谷将司長野誠史といった面々を抑えてポイントガードとして先発の座を射止めた点について、入江編集長は「鈴木貴美一HCの中村選手を中心にチームを作ろうという意図が見える」 と話した。190センチの長身を誇るだけに、MCのこにわさんは「これだけビッグなポイントガードが活躍して、日本代表にも入ったら、また一つ大きなピースになりますね」と期待を寄せた。

 3人目は同じく長身ポイントガードで、今夏日本代表デビューも果たした滋賀レイクステーブス海。昨シーズンの王者である宇都宮から移籍し、新天地での第1戦で「名刺がわりの11得点を挙げた」とその活躍を称賛しつつ、「まだまだこんなもんじゃない」とさらなる飛躍の可能性についても言及。また、チームメートであるキーファー・ラベナの名前も挙げつつ、「テーブスとラベナの2ガードは(相手チームにしたら)嫌でしょうね。本当のコンボガード2人ですから。楽しみです」と周囲との関係性を含め、今後よりよくなっていくと予想した。

 続く4人目は、今シーズン台頭の予感を漂わせる三遠ネオフェニックスにおいて得点源として活躍したヤンテ・メイテン川崎ブレイブサンダースを相手に第1戦で25得点12リバウンド、第2戦で26得点17リバウンドと2戦続けてダブルダブルを達成する活躍を見せた。MCの関根ささらさんは同選手に対して「衝撃を受けすぎて、三遠の試合日程をすぐに調べました。本当に観にいきたい」と絶賛。入江編集長は「チームによく馴染んでいる。今シーズンの三遠は個性的な外国籍選手がそろっています」と、同チームが今後も注目株になるだろうと話した。

 5人目に紹介されたのは、新潟アルビレックスBBに加入した杉本天昇島根スサノオマジックとの第1戦でキャリアハイの27得点を挙げて、金星獲得の立役者となった。同試合では3ポイントを8本中6本沈めていたこともあり、こにわさんは「トム・ホーバスHCが日本代表に引き抜くこともあるのでは」とコメント。また、入江編集長は「中学生の頃から根っからの点取り屋。その才能をいつ発揮するかとみんな思っていたら、いきなり来た」と、学生時代から注目された大器の覚醒を称賛した。

 そして最後に紹介されたのが、島根スサノオマジック津山尚大。福岡大学附属大濠高校を卒業後に琉球ゴールデンキングスに加入し、ライジングゼファー福岡を経て海外挑戦。アルバルク東京で国内復帰を果たして、昨シーズンは三遠ネオフェニックスというキャリアを辿る同選手に対し、入江編集長は「なかなか定着できず苦労していた部分もあったと思いますが、島根では水を得た魚のよう。今シーズンやってくれそうな感じがします」と開幕節で2試合続けて2ケタ得点を記録した同選手の今後の活躍に、さらなる期待を寄せた。

 こうして6選手を紹介したのち、番組では「どうしても取り上げたいもう一人の選手」をピックアップ。開幕節で活躍した選手を計7選手紹介した。中村太地も生出演した10月4日の番組のアーカイブは、バスケットボールキングのYouTubeで視聴可能となっている。

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