2022.10.08
7月12日、バスケットボール日本代表の公式Twitterが動画を投稿。「FIBAアジアカップ2022」に挑む男子日本代表(FIBAランキング38位)のテーブス海(滋賀レイクス)がコメントした。
188センチ85キロの体格を誇るテーブスは、アジアカップのメンバーに選出されたポイントガードを本職とする富樫勇樹(千葉ジェッツ)、河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)とタイプが異なる大型司令塔。「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window3で日本代表デビューを果たすと、チャイニーズ・タイペイ代表(同69位)戦で2得点9リバウンド7アシストをマークした。
「アグレッシブなディフェンス、ペイントアタックからいいパスを出していました。ターンオーバーも少なかった。いい仕事を果たしたと思います」。トム・ホーバスヘッドコーチから一定の評価を受け、アジアカップのメンバーにも引き続き名を連ねた。
テーブスは「ペイントアタックすることを要求されており、それは僕からしたらすごくうれしいこと。ペイントアタックするのが自分の一番の持ち味だと思っています」と話し、Window3で感じた課題と修正点を挙げた。
「アタックした時、代表レベルでも相手ディフェンスは寄ってくるので、そこからのキックアウトパスが多かったという印象です。オーストラリアはレベルが高かったですし、相手がスイッチしてきたディフェンスにうまく対応できなかった。そこがこれからの一番の課題になってくると思います。もちろん、経験もあると思いますし、スイッチされた時のいろいろな工夫もあると思います。最終的には、サイズ、身体能力の高い相手と対戦した時、消極的になるのではなく、いつもどおり自分たちのプレーをやり続けるメンタルも大事になると思います」
渡邊雄太(トロント・ラプターズ)と富樫勇樹(千葉ジェッツ)が“新加入”。「みんな、ソワソワしているんじゃないですかね」と2人の合流に笑顔を見せながら、「すごい選手が入ってきて、ガラッと雰囲気が変わるのは普通だと思います。僕は特に勇樹さん、雄太さんからは、自分には物足りない経験の部分をどんどん吸収したいです。一緒にプレーするのがすごく楽しみです」と共闘を待ちわびた。
「バスケットをやっている以上は絶対に勝ちたい。みんなで予選突破、そして優勝を目指して頑張ります」と意気込みを述べた23歳は、「ワールドカップもあるので、そのためにどんどん経験を積んで、課題もいろいろ残っているので、どんどん成長していければいいと思います」と1年後に迫った国際大会も見据えた。
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