2022.07.20
7月9日、「FIBAアジアカップ2022」の男子日本代表(FIBAランキング38位)メンバーに選出された富樫勇樹(千葉ジェッツ)がオンライン会見に応じた。
河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)、富永啓生(ネブラスカ大学)、テーブス海(滋賀レイクス)、井上宗一郎(サンロッカーズ渋谷)、吉井裕鷹(アルバルク東京)といった“新顔”がメンバーに名を連ねたほか、渡邊雄太がトム・ホーバスヘッドコーチ体制で初招集。キャプテンとしてチームを率いる富樫は「日本代表経験の浅い選手が半分ほどいる中での大会。初めて同じコートに立つ選手も多くいるので、しっかりとコミュニケーションを取っていきたいです。また、雄太と一緒に、プレー面も含めてしっかりと引っ張っていきたい」とコメントした。
渡邊の存在はチームにとって大きいようで、「練習、試合に関わらず、彼がいることで、プレー面だけではなく、日本代表としての形が見えてくるのかなと。トムさんになってから、雄太、(八村)塁(ワシントン・ウィザーズ)、馬場雄大とはまだ一緒にプレーできていません。今回、雄太と一緒にプレーできることで、トムさんのやりたいバスケットが明確になってくると思います」とも話した。
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window3で日本代表デビューを飾った河村とテーブスの2人に加え、アジアカップのメンバーこそ選ばれていないものの、今後は藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース)や安藤誓哉(島根スサノオマジック)、齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)といったリーグ屈指の司令塔たちとポジションを争うことになる。
「ポイントガードの候補選手はかなり多いと思っています。毎試合、毎練習がアピールの場になるのかなと。僕も東京オリンピックに出たからと言って、上にいる立場ではありません。しっかりと結果を出さなければいけない危機感を常に持ってプレーしています」
前日8日には銃撃された安倍晋三元首相が、死亡するという惨事が起こった。午前練習後に話を耳にしたといい、「本当にショック。日本でこんなことが起こったのかという、信じられないニュースでした。ただ、それに対して、僕たちが今できることは限られています。日本代表としてアジアカップに臨むということで、少しでも明るいニュースを届けられるように一生懸命プレーするしかないと思っています。インドネシアの地でバスケットボールに集中して、結果を出すために頑張っていきたいです」。
「グループステージ3連勝」を第一の目標に掲げた富樫は、「若い選手たちの経験も大事になってきます。結果、成長の両方を考えて、今大会に臨みたいと思います」と、今後も見据えた大会になると明かした。
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