2022.08.14
7月19日、男子日本代表は「FIBAアジアカップ2022」の決勝トーナメントの初戦でフィリピンと対戦し、102-81で勝利した。
試合から一夜明けた20日、記者会見に応じた富樫勇樹(千葉ジェッツ)は、渡邊雄太が負傷退場するアクシデントも発生したなか、フィリピンに勝利を収めたことについて「雄太の存在は大きいですが、アジアカップの前から試合も積んできているので、チームが目指しているバスケット、やること自体は彼がいなくても一緒です。相手がすごくフィジカルだったので、戦う気持ちもかなり強く、Bリーグでやっている3選手に負けたくない気持ちもみんなあったんじゃないかなと思います」と振り返った。
「シーズンが終わってから、しっかり1度休んで、練習をし始めたので、対人での練習があまりできていなかったです。試合を重ねるごとに試合勘は良くなってきて、昨日のパフォーマンスにつながったと思います」
そう話す富樫は、フィリピン戦で7本中5本の3ポイントを沈め、ともにゲームハイとなる18得点6アシストと躍動した。「あのような場面で、雄太がケガをしたあとに何本か決められたのは良かったです」。
今回の日本代表のロスターは半分の6人が20代前半の若手となっているが、今月末に29歳となる富樫は、「チームは目指すべきバスケットに近づいていると思います。初選出のメンバーもかなりいるなか、僕もベテランのほうに入ってくると思うので、みんなを引っ張っていかなければいけないです。国際試合とBリーグの試合はかなり違うので、昨日のようなフィジカルな試合を経験できたのはすごく良かったと思います」と語った。
また、続く準々決勝のオーストラリア戦について聞かれると、「オーストラリアは大会で一番強いチームだと思っています。こないだのワールドカップ予選で試合をしたときのこともみんなの頭にあると思いますし、僕も沖縄で試合をやっていたりと、オーストラリアがどのようにプレーしてくるかはわかっているので、チームとして準備したいです」と冷静に語る。
「こういう強い相手には、シリア戦までとは言わないが3ポイントを決めなければいけない」と話す富樫は、「雄太が出られるかはわかりませんが、チームとしてやるプレーは一緒なので、トムさんのバスケットをやるだけかなと。40分間とおして日本のスタイルを貫くこと以外は勝利につながらないと思います」と意気込みを語った。
強豪オーストラリアとの対戦は、21日の日本時間19時30分からティップオフ予定だ。
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