2022.10.19
皆さんこんにちは!
Bリーグ応援番組『B MY HERO!』MCの関根ささらです。
Bリーグ2022-23シーズン開幕までもう間も無く、いよいよレギュラーシーズンに向けて準備期間もラストスパートだ! ということで、今シーズンB1昇格を目指し進化し続ける埼玉のB2クラブ・越谷アルファーズの、佐賀バルーナーズとの非公開練習試合(9月17日実施)に潜入してまいりました!
今シーズンのB2は例年以上に前シーズンまでB1でプレーしていた選手が移籍しているケースが多いように感じているのですが、越谷アルファーズもそんなクラブのうちのひとつ。昨シーズンまでアルバルク東京に在籍し、鉄壁のディフェンスと堅実なプレーでベテランの風格を見せる菊地祥平選手と、京都ハンナリーズを抜群の安定感でけん引していたオフェンスマシーンのジャスティンハーパー選手を獲得。これだけでもすでに期待大なのですが、さらにドイツリーグでプレーしていたブレコット・チャップマン選手、昨シーズン青森ワッツでB2日本人得点王となった駒沢颯選手に加えて、特別指定選手としてトロイ・マーフィー・Jr.選手も獲得するなどベテランからルーキーまで幅広いプレーヤーを獲得し期待が高まっています。
さらに! 昨シーズンのB1チャンピオンである宇都宮ブレックスを指揮し(なんなら選手として在籍していた時から数えて15年もの間ブレックスをけん引し続け)、今シーズンから異例の転身を果たした安齋竜三さんをアドバイザーとして、昨シーズン限りで現役を引退した元福島ファイヤーボンズの神原裕司さんをアシスタントコーチとして迎えるなど、選手だけでなくスタッフ陣にも力を入れています。
そんな越谷アルファーズのプレシーズン前の練習試合! さらに相手は越谷と同様に昨シーズンのB1在籍選手を複数獲得し、今シーズンも期待の佐賀バルーナーズとあって、バスケットLIVEでも配信され、大注目の一戦でした!
(※B.LEAGUE応援番組のMCとして基本スタンスはB1・B2・B3の全チームを応援させて頂いているのですが、私関根、埼玉県出身・埼玉県在住の生粋の埼玉県民でして、、! 現在B1には埼玉をホームとするクラブがないゆえ、どうしても…気持ちが……入ってしまいます……!! どうかお許しください)
第1クォーターは立ち上がりから両チームともバッチバチに攻守譲らぬ展開。佐賀が自分たちのやりたいバスケをしていて、すでにセットプレーが完成されているかのようなレベルの高さでした(関根的主観)。スペースをうまく作り、ウィングやアウトサイドからのシュートで得点を重ねます。対する越谷は、いろいろな選手の組み合わせやセットプレーでチャレンジしているように感じました。最初のメンバーチェンジをしてから一気にスピード感が上がり、松山駿選手の堅実なボール捌き、畠山俊樹選手のアグレッシブなボール運びで流れを変えていきます。さらに序盤から鎌田真選手が大爆発!!! センスしか感じられない!!! くらいの良いプレーを前半だけでもかなりの回数見ることができました。
第2クォーターに入ると新加入のチャップマン選手の良さがどんどんと出てくるようになり、日本のバスケ・越谷のバスケに早くもフィットしている様子。ハーパー選手のオールラウンダーぶりも健在で、欲しいところで点を重ねていきます。
早くも後半。第3クォーターになると越谷のコート内外の声がよく聞こえてくるようになりました!(私が前半は試合に集中しすぎて聞けていなかっただけ、ではないはず!)。ハーフタイムでしっかりと修正してきたなぁ、という印象で、前半のスタートはオールコートディフェンスでハーフコートになってからの連係がうまくいってなかったものが、後半になってやりたいことがだんだん見えて来るようになった気がしました。いい感じ、、!
そして越谷のリードからスタートした第4クォーター。佐賀がレイナルド・ガルシア選手や新加入のミカイル・マッキントッシュ選手などのアグレッシブかつ精度の高いプレーから得点を重ね逆転し、そのまま試合が終了。80-83で佐賀バルーナーズの勝利となりました。
いちバスケファンの関根から見た印象としては、勝利した佐賀は層の厚さがさらに増して、個の能力の高さが表れているのにしっかりと連係も取れていて……昨シーズンも良かったけど今シーズンもとてもいいチームでした。惜しくも敗戦となってしまった越谷は、昨シーズンから続く選手も新加入の選手もアップのときからコミュニケーションが多かったり、とにかくチームの雰囲気が良く、ベンチもコート内の選手も頻繁に声を掛け合う姿が印象的でした。チームの成熟度としてはこれからの成長に期待! 伸び代しかない! 全員がフィットしたらとんでもないことになるぞ!!! と大きな期待を持てました。今季の越谷も楽しみだ〜〜!!!
そんな越谷アルファーズは、2022年10月1日(土)に越谷市総合体育館(ホームアリーナ)にてBリーグ2022-23シーズンの開幕戦を迎えます!
そしてなんとそのホーム開幕戦にて、私 関根ささら、僭越ながら、国歌独唱させていただくことになりました!!!!!
地元埼玉のチームの開幕戦で、ただの歌唱パフォーマンスではなく”国歌独唱”ともあって今からとても緊張しているのですが、、! ホームの越谷アルファーズ、アウェーの西宮ストークス、そのほかすべてのクラブの今シーズンのご健闘とBリーグの発展を願って、心を込めて歌わせていただきます!!!
この観戦レポートを読んでくださっている皆さんも、ぜひ越谷アルファーズ開幕戦を一緒に応援しましょう!!!
最後になりますが、9月17日の非公開練習試合終了後に新加入の菊地祥平選手、長年チームをけん引する長谷川智也選手、今シーズン衝撃の”転職”として話題を集めた安齋竜三アドバイザーにお話を伺うことができましたので、御三方からお話し頂いたことをこの記事を読んでくださっている皆様だけにお裾分けです、、!
――試合お疲れ様でした。まだ開幕前ではありますが、越谷アルファーズに移籍して手応えはありますか?
菊地 いい意味でB1でしかプレーしたことがないので、今までならチームの状態を見て「これくらいの完成度で開幕できるだろう」と予測ができたんですけど、今年は全く予想がついていないので正直不安の方が大きいです。
――今日はキャプテンの落合選手不在でしたが、バイスキャプテンとしてどんな気持ちで試合に臨みましたか?
菊地 コートに入ってしまえば関係ないと思っていますが、1番年上でベテランで入っているので、本来なら今日は勝ちゲームの試合であの点差で負けるというのは、僕とスタッフの責任かなと思っています。
――チームに合流して早い段階から「兄さん」として慕われているそうですが、新しいチームはいかがですか?
菊地 アルバルクのときも最年長ではあったのですが、伸び代のある若い選手が沢山いるので、そういった意味ではその伸び代を伸ばしてあげる、アドバイスしてあげられるのもスタッフと僕かなと思っているし、見てる立場とやってる立場の視点は違うと思うのでやってる立場からいろいろアドバイスして、伸ばしてあげられたらなと思っています。
――期待しています! ありがとうございました。
――レギュラーシーズン開幕2週間前ですが、チームの完成度はいかがですか?
長谷川 まだ30パーセントですかね。
――これからまだまだ期待できるということでしょうか?
長谷川 まだまだこれからですね。菊地祥平さんや駒沢颯、外国籍選手も2人入って、新しい風が入ってきてる状態なので、ケミストリーの部分でまだ噛み合ってないところもあるし、プレシーズンマッチを3〜4試合やって徐々に良くなってきてはいるんですけど、まだまだ完成していないです。
――今シーズンの越谷アルファーズはどんなチームになっていくと思いますか?
長谷川 うちにはアイザック・バッツというモンスターがいるので、彼を起点に連係できれば僕らシューター陣はシュートを打てるようになると思います。また、新しく入ったジャスティン・ハーパーとブレコット・チャップマンも起動力があるので、2ウェイまでとはいかなくとも多様性のあるバスケができます。あとは、やはり安齋さんがきたことによってディフェンスやメンタル面でも凄く鍛えられています。そこは去年までにはなかったことですし、ある意味僕にとっては大塚商会からアイシンに移籍した時のようにチャレンジの年というか、ルーキーではないけどプロになったときをちょっと思い出していますね。まだまだ僕もうまくなりたいし、チームにも貢献したいと思っています。チームの完成度は30パーセント!!!
――残り70パーセント、期待しています! ありがとうございました。
――越谷アルファーズのアドバイザーに就任してみていかがですか?
安齋 ポテンシャルはあると思います。良くなるチャンスをめちゃくちゃ持っている選手がいるし、みんなキャラもいいので、それを活かせるようにもうちょっと厳しくやっていかないといけないかなとは思っています。けれど、だんだん良くなってきたかなという感じはしてます。
――長谷川選手から、安齋さんが来たことでかなりメンタル面を鍛えてもらっているという話を伺いました。これからどんなチームにしていきたい、など展望があれば教えてください。
安齋 チームとしてはもう少し一体感が常にあるようなチームになっていく必要があるのかな、と。今日の試合も、いい時は良かったけどダメになった時にチームとして戦えていればもう少し我慢できたかなという感じはしているので、そこがまだ足りないところですね。
――そこはもうこれから安齋さんがビシバシやって行くんですね!
安齋 いや僕はもうベンチの後ろで座ってるだけなので(笑)。
――それが今日見ていてとても新鮮でした! 埼玉県に来てみて、いかがですか?
安齋 いいですね。慣れてきました。
――埼玉のいろいろな場所に訪れているのをSNSで拝見できて、埼玉県民としてとてもうれしいです! 埼玉のバスケ盛り上げてください!
安齋 頑張ります!
――ありがとうございました。
Bリーグ2022-23シーズンの開幕戦は9月29日(木)ドルフィンズアリーナにて19時5分ティップオフ。名古屋ダイヤモンドドルフィンズvsシーホース三河の一戦で今シーズン幕が上がります!
B1、B2、B3という垣根を超えて、ますます盛り上がりをみせるBリーグから今シーズンも目が離せません! 私もいちファンとして「B MY HERO!」MCとして、番組を通して盛り上げていけるように頑張ります!
「B MY HERO!」は毎週火曜日18時から、スポーツナビとバスケットボールキングYouTubeにて生配信。ぜひご覧ください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
取材・文=関根ささら
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