2022.10.13
■信州ブレイブウォリアーズ vs 群馬クレインサンダーズ(@ホワイトリング)
GAME1:10月8日15時5分 GAME2:10月9日15時5分
シーズン開幕をホームで迎えた信州ブレイブウォリアーズは、アルバルク東京を相手に1勝1敗。第1戦は相手を前半24点に抑えながら、後半は42失点。第4クォーターはわずか9得点に抑えこまれ、ロースコアゲームを5点差で落とす結果となった。
だが、第2戦は前田怜緒の17得点を筆頭に5人が2ケタ得点を挙げ、12点差をつけてリベンジした。開幕から2節連続のホームゲームで、相手はかつてB2ファイナルを戦った群馬クレインサンダーズ。B1の“先輩”としてのプライドを示したい。
その群馬は、開幕節は滋賀レイクスと対戦。並里成をケガで欠く状況だが、相手のファウルの多さにつけこみ、2戦ともに90点前後の得点で連勝した。3ポイントシュート成功率や第2戦のファウルの多さなど、改善が必要な点は散見されるが、第1戦で特定の選手にやや偏った得点が第2戦である程度分散されたことは評価できる。
信州がB2時代から最大の武器としている堅いディフェンスは今シーズンも健在。A東京を2戦とも60点台に抑えこんだとあって、オフェンス能力が高い選手を擁する群馬もしっかりと止めたい。
昨シーズン2度の対戦では第1戦で90失点を喫し、第2戦は66点に封じたものの、いずれも僅差で落とす結果となっている。特に、第2戦は絶対的得点源のトレイ・ジョーンズが不在だった。ジョーンズを徹底マークするか、あるいはジョーンズ以外の攻め手を消すか、戦略家の勝久マイケルヘッドコーチの采配が見ものだ。
文=吉川哲彦
■ロスター
・信州(HC:勝久マイケル)
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
ジョシュ・ホーキンソン
サイモン拓海
三ツ井利也
生原秀将
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大
・群馬(HC:水野宏太)
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
八村阿蓮
野本建吾
菅原暉
アキ・チェンバース
並里成
ケーレブ・ターズースキー
山崎稜
ジャスティン・キーナン
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