2022.10.05

【A東京vs千葉J】代々木第一で開催される注目の一戦、新指揮官の策略やいかに

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アルバルク東京 vs 千葉ジェッツ(@国立代々木競技場第一体育館)
GAME1:10月7日19時5分 GAME2:10月8日15時5分

 デイニアス・アドマイティスヘッドコーチの下で新たなスタートを切ったアルバルク東京。5シーズンを過ごしたアリーナ立川立飛に別れを告げ、リーグ全体の開幕を飾った国立代々木競技場第一体育館に帰ってくる。

 相手が千葉ジェッツということもあって両日ともに1万人規模の来場者が見込まれる中、はたしてどのような船出を披露するか。

 信州ブレイブウォリアーズと対戦した開幕節は、第1戦が66得点、第2戦が67得点と抑え込まれた。勝利した第1戦は相手の3ポイントシュートの不調に助けられたが、第2戦は高確率で被弾して敗戦。新戦力のジャスティン・コブスは期待通りの働きを見せたものの、チームとしてまだかみ合っていない印象だ。

 ジョン・パトリックHCの初陣をホームで迎えた千葉Jは、大阪エヴェッサに連勝。第2戦は残り47秒の時点で同点という接戦だったが、残り5秒のヴィック・ローのフリースローが決勝点となって1点差で勝ち切った。ローは2戦合計40得点16リバウンドと、こちらも新戦力として十分な活躍だった。

 互いに日本人選手と外国籍選手が1人ずつ変わり、指揮官も交代と同じ境遇にあるライバル対決。先述したコブスとローの活躍度もさることながら、ディフェンスを強調するパトリックHCに対し、開幕節で伸び悩んだオフェンスをアドマイティスHCがいかに立て直すかという点は、A東京が代々木での再スタートを飾る上でも重要となる。そして、藤永佳昭の古巣戦という点も要注目だ。

 文=吉川哲彦

■ロスター
・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)
ジャスティン・コブス
藤永佳昭
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

・千葉J(HC:ジョン・パトリック)
富樫勇樹
ヴィック・ロー
二上耀
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
荒尾岳
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

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