佐賀バルーナーズは12日、駒水大雅ジャックと2021−22シーズンの契約に合意したと発表した。
奈良県出身でオーストラリア育ちの同選手は、現在22歳。200センチ95キロでスモールフォワードを務める。2019年にオーストラリアのセミプロチームでプレーし、2020年に大阪エヴェッサへ移籍。昨シーズンは19試合の出場で31得点(平均1.6得点)23リバウンド(同1.2リバウンド)3アシスト(同0.2アシスト)を記録したが、シーズン終了後に退団が発表されていた。
駒水は入団にあたり、「チームメートやスタッフの皆さま、そしてのファンの方々のために今シーズンの勝利に向けて全力を尽くします」とコメント。
また、宮永雄太ヘッドコーチ兼ゼネラルマネージャーは「日本国籍を持つ駒水選手の特徴は、“ずば抜けた身体能力”にあります」と語り、「高校時代、陸上競技で数々の記録を作り、それと同時にバスケットにおいても高い身体能力から繰り出されるジャンプ力や走力は、相手にとって脅威となるでしょう」と期待を寄せた。