12月26日、武蔵野の森総合スポーツプラザで「Softbankウインターカップ平成30年度 第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会」女子準々決勝が行われ、夏のインターハイと秋の国体を制した桜花学園高校(高校総体1/愛知県)が昭和学院高校(千葉県)に73-75で敗れ、通算14回目となる高校3冠を逃した。
浜松開誠館高校(静岡県)との3回戦で、両チーム最多ととなる25得点を挙げてチームを勝利へ導いたキャプテンの坂本雅。しかし、準々決勝では40分間のフル出場で7得点5リバウンドにとどまった。坂本は試合後、「相手のペースでやられてしまって自分たちのやるべきことができなかったし、自分のミスが多かったです」と総括。「キャプテンになって、はじめは勝てない時期があったんですけど、しっかりコミュニケーションをとってここまで勝ってこれたのは良かったと思います。だけど、最後しっかり自分たちの力を出しきれなかったところは弱かったところかなと思います」とこの1年を振り返った。
来年のチームからは坂本ら3年生は抜けるが、今大会でも先発に名を連ねた平下愛佳、岡本美優(ともに2年)、江村優有、オコンクウォ スーザンアマカ(ともに1年)は次の1年も健在。今年のキャプテンは「来年のチームは主力のメンバーも4人残っているので、この悔しさを次にしっかり活かしてがんばってほしいです」と、後輩たちへメッセージを送った。