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12月26日、武蔵野の森総合スポーツプラザで「Softbankウインターカップ平成30年度 第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会」女子準々決勝が行われ、昭和学院高校(千葉県)が桜花学園高校(高校総体1/愛知県)に75-73で勝利した。
この対戦カード、今夏のインターハイでは2回戦で組まれ、その時は桜花学園が試合終了間際に逆転して1点差で勝利を収めている。リベンジに燃える昭和学院は、試合開始からコートの5人全員がバランス良く得点を積みあげて先手を取る。前半を42-34で終えた。
第3クォーターはオコンクウォ スーザンアマカ(1年)にボールを集められると、徐々に点差を詰められて同点に追いつかれる。それでも、終盤は大竹優香子(3年)、三田七南(1年)の連続得点などで食い下がり、1点リードで最終クォーターへ。58-57で迎えた勝負の10分間は、終盤までもつれる一進一退の攻防が繰り広げられる。試合終了残り1分切った時点でスコアは73-70。ここで勝利を手繰り寄せたのは昭和学院の星杏璃(3年)だった。同45秒、自身が得意とするドライブからレイアップシュートを沈め5点リードを作ると、最後まで相手の攻撃に耐えて勝利を手にした。
試合後、昭和学院の鈴木親光コーチは「最後まで集中力を切らさずがんばってくれた」と選手を称え、司令塔として終始チームを引っ張り続けた星は「めっちゃうれしいです」と涙目になりながらも笑顔を見せた。
「夏に負けてからこの試合のためにずっとがんばって練習してきたので、その練習の成果がすべて発揮できて良かったです」(星)
“女王”桜花学園に見事リベンジを果たした昭和学院は、決勝進出を懸けた27日の準決勝で大阪薫英女学院高校(大阪府)と対戦する。