2020.12.14
3月上旬に都内で実施されたU22男子日本代表候補の第2回スプリングキャンプには、25名の候補メンバーうち高校3年生(※2月24日現在)が3名招集された。そこで、高校生活を終えてもうすぐ次なる道へ進む彼らたちに、3年間の思い出や今後の抱負などを聞いてみた。
インタビュー=小沼克年
――U22代表合宿での手応えはいかがですか?
松崎 卒業式などがあり動けていなかった分、体力的にキツい部分もありましたけど、ついていけなかったらダメなので今やれる最大限を出しました。やっぱりフィジカルが高校生とは全然違いますし、バスケットのシステムも難しかったので、それに慣れるのが最優先という感じでした。
――今振り返ってみて、どんな高校3年間でしたか?
松崎 僕は中学校の時は無名でしたけど、(井手口孝)先生が声をかけてくれたおかげで全国優勝も経験できたり、全国のライバルとも仲良くなれました。個人的に高校2年生の時は結果が出ずにキツかったですけど、最後はみんなで日本一になって終わることができたので、第一での3年間は充実した3年間だったと思います。
――3年間で一番学んだことは?
松崎 「バスケだけ上手くてもダメ。普段の生活や行動が試合の大事なところに出てくる」と先生には言われていました。そういった意味では選手としてだけでなく、人間として成長させてもらったと思っています。
――思い出に残ってる試合とその理由を教えてください。
松崎 自分たちの最後の大会で優勝することができたので、(3年次の)ウインターカップ決勝です。優勝が決まった時、最初は実感がなくて、チームメートを優勝させてあげられたというホッとした気持ちの方が強かったです。
――3年間で一番楽しかったことは?
松崎 寮生活ですかね。練習が終わって唯一みんなと喋ったりして楽しめる場が寮だったので。
――後輩たちへのメッセージをお願いします。
松崎 (ウインターカップ)2連覇というプレッシャーがあると思いますが、自分たちの代はインターハイで勝てなくて1冠逃しています。なので、今年はしっかりインターハイとウインターカップの2冠を獲ってほしいです。
――最後に今後の抱負をお願いします。(※松崎は東海大学へ進学予定)
松崎 まずは大学生のフィジカルに慣れて、試合のメンバーに入ることが目標です。4年間しっかり大学で戦っていけるように健康な体づくりをして、どのポジションでもやれるオールラウンダーになりたいです。チャンスがあれば日本代表も狙っていきたいと思います。
2020.12.14
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