2018.12.24

熊本国府、“女王”桜花学園の前に散る…ゲームキャプテンの原田真尋「強さが全然違う」

チームの要であり得点源の原田[写真]=加藤誠夫
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 前半終了時点のスコアは22-63。後半は相手の主力メンバーがベンチへ下がったが、第3クォーターで17-19、第4クォーターは13-25とされた。

 12月24日、「SoftBankウインターカップ2018 平成30年度 第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の2回戦で桜花学園高校(高校総体1位/愛知県)に挑んだ熊本県代表の熊本国府高校は、最終スコア107-52で敗れ今年度のウインターカップを終えた。

 熊本国府には“チームキャプテン”と“ゲームキャプテン”の2人が存在する。

「添田(梨裟/3年)がチームをまとめて、自分はゲームの時にみんなを引っ張っていくという役割をしてます」

 そう話すのは、ゲームキャプテンを務める174センチのオールラウンダー・原田真尋(3年)。引っ張るというのは、主に得点の部分だ。23日に行われた高岡第一高校(富山県)との1回戦では、両チームトップタイの23得点をマーク。チームも101得点奪って快勝した。しかし、続く桜花学園戦で原田はわずか4得点に抑えられ、リバウンドに至っては1本も取れなかった。

 “女王”との対戦を終え、原田は「シュート確率と体の強さが全然違いました」と素直な感想を述べた。チーム全体を見ても、2ポイントのフィールドゴールパーセンテージは熊本国府が16.7パーセント(36分の6)に対し、桜花学園は53.1パーセント(81分の43)。主にインサイドでプレーした原田はオコンクウォ スーザンアマカ(1年)、岡本美優(2年)らに力の差を見せつけられた形となった。

「ミスが多くて流れを持っていけなかったです。自分がミスをしたり自分のことに精一杯になって、周りに声をかけてあげられなかった……」

 チームとしては今大会で掲げた『初戦突破』という目標は達成した。ウインターカップに限らず、試合は勝つに越したことはないが、負けて学ぶこともたくさんあるし全チームが優勝を狙っているわけではない。それでも、頼れるゲームキャプテンは「ちょっと悔いが残ってて、ゲームキャプテンとして最後までやりきれなかったかなって思います」と悔しさをにじませた。

「スタートのメンバーも2年生が多いので、ぜひまたウインターカップに出てほしいです」

 最後はそうメッセージを残した原田。その想いは今大会で先発を務めた右谷朋菜、後藤友花、釜有稀ら2年生を中心に、後輩たちが来年、2年連続12回目のウインターカップ出場を成し遂げてくれるはずだ。

文=小沼克年

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