2022.07.30

準々決勝で34得点の大暴れ…八雲学園の薮未奈海「強気でいきました」

接戦を制す立役者となった八雲学園の薮未奈海 [写真]=田島早苗
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 7月30日に香川県の高松市香川総合体育館で「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)女子の部」の準々決勝が行われ、八雲学園高校(東京都)が柴田学園大学附属柴田学園高校(青森県)と対戦。終始1ケタ点差で推移した試合を68-65で制し、準決勝に駒を進めた。

 八雲学園は先発5人がフル出場した中、薮未奈海が34得点5リバウンド3スティールの大暴れ。一進一退の試合展開でも「集中してプレーできました。今日は自分が引っ張っていかないと、みんなもついてこないと思ったので、積極的に強気でいきました」と振り返った。守っては東北屈指のプレーヤーと評される佐々木杏花とマッチアップ。相手エースを7得点に抑えた。

 不戦勝が1試合あったものの、1回戦から登場してベスト4入り。「個々のレベルが上がりました。絆というか、団結力がすごい。みんなでまとまってきました」と、チームの成長に手応えを感じている。

 準決勝の相手は京都精華学園高校(京都府)。「自分たちがやれることをしっかりとやって、あとはメインコートを楽しみたいです」と話し、「まだ2年生なので、さすがに負けられない。しっかりと止めていきたいです」と、マッチアップが予想されるU17日本代表の八木悠香にも触れた。

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