2024.05.13

“Bリーグと違う”KBLも日本人選手の選択肢に…?島田チェアマンがJYPとコラボの可能性も示唆

『島田のマイク』第184回が配信
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 5月9日、Bリーグ島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第184回が配信され、“隣国”韓国(KBL)の変化ついて言及した。

 4月27日から28日にかけて、KBLファイナルを視察するために韓国出張していたという島田チェアマン。昨年のBリーグファイナルを観戦していたKBLのキム・ヒオクコミッショナーとも再会したようで、両リーグの“違い”について再確認したという。

 その一つがポストシーズンの開催方法だ。Bリーグではファイナルの場合、中立地で2試合先勝の最大3試合という形式で行われているが、KBLファイナルはNBAと同じホーム&アウェーの4戦先勝方式。島田チェアマンは「チケット即完だった」という会場の熱気を感じながら、「KBLにはアリーナの収容人数何人以上等のルールがないので、今回はたまたま3000人少々しかキャパシティがない会場だった。そういうこともあってチケット即完。そこはKBLの人も『もったいない』と話していました」と、現地の“本音”も伝えた。

 また、KBLのサラリーキャップ事情についても言及し、「韓国人選手と外国籍選手、アジア枠選手のサラリーキャップを分けている」と紹介。「日本(Bリーグ)のサラリーが上がってきていることで、KBLの選手も、フィリピンの選手も日本に来る」という現状に触れ、「KBLにもいい選手が来てほしいから、アジア枠のサラリーキャップを上げると話していました」と、関係者と交わしたやりとりを明かした。

 島田チェアマンは、日本人選手が移籍すれば成功できるほど甘いリーグではないということを前置きしつつ、KBLのサラリー(給料)と競技力の高さが日本人選手にとって魅力的な選択肢になりうるとの見解を示し、「この番組を聞いている日本人選手がいたら、KBLはタフかつアジア枠の報酬も上がるので、ちょっとチェックしてもいいかもしれません」と呼びかけた。

 韓国出張中にはTWICE、NiziU、StrayKidsなどの人気アイドルグループが在籍するJYPエンターテインメントのJ.Y.Parkプロデューサーとも面会。草バスケチームを持つほどの“バスケ好き”だというJ.Y.Park氏の気さくな人柄を振り返りながら、「細かいことは言えないですけど、あんなコラボ、こんなコラボ、どうですかね?みたいな話をした」と島田チェアマン。「何かしら、これから色々な会話を続けていこうと思っていますし、私のインスタも見てくれているみたいで。何かしらコラボできたらうれしい」と、夢の日韓コラボ実現の可能性も示唆した。

 今回のエピソードでは、その他にもB1地区優勝の際にセレモニーに不在の理由、B3プレーオフ、クラブライセンスなどについても語った。