8月27日、インドネシアのジャカルタで「第18回アジア競技大会(夏季大会)」の男子バスケットボール競技の5-8位決定戦が行われ、日本代表がフィリピン代表と対戦した。
日本は開始早々、辻直人(川崎ブレイブサンダース)と中村太地(法政大学)の3ポイントなどでリズムをつかむと、シェーファーアヴィ幸樹(ジョージア工科大学)と太田敦也 (三遠ネオフェニックス)がインサイドで得点を記録。17-20で迎えた残り3分29秒にNBA選手、ジョーダン・クラークソン(クリーブランド・キャバリアーズ)に3ポイントを決められたが、日本もベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)と熊谷尚也(大阪エヴェッサ)が長距離砲を沈め、27-27で最初の10分間を終えた。
続く第2クォーターは接戦に持ちこみながらも、終盤に相手の猛攻を受ける。1点ビハインドの残り3分32秒に3ポイントを与え、クラークソンに連続得点を献上。タイムアウトで立て直しにかかるが、残り約1分間で0-7のランを許して突き放された。
巻き返したい後半だったが、第3クォーター開始28秒に3ポイントを決められるなど連続失点。同4分6秒に張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)がようやくチーム初得点を挙げると、ベンドラメなどの活躍で相手に食らいつく。64-82で迎えた第4クォーターは3ポイントを中心に得点を重ねたが、試合をひっくり返すことができず。クラークソンに22得点を与えるなど、80-113と33点差の大敗を喫した。
敗れた日本は31日の7-8位決定戦に進む。
■試合結果
日本 80-113 フィリピン
JPN|27|20|17|16|=80
PHI|27|30|25|31|=113