2018.08.21

永吉佑也ら4選手の不祥事について、Bリーグ大河チェアマン「できたら時計の針を戻して注意したい」

今回の不祥事以降、初となるメディア対応に応じた大河正明チェアマン
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 8月21日、都内でBリーグの理事会が開催。その後に行われたメディアブリーフィング内で、Bリーグ大河正明チェアマンが「第18回アジア競技大会(夏季大会)」に男子日本代表チームの一員として参加した永吉佑也京都ハンナリーズ)、橋本拓哉大阪エヴェッサ)、佐藤卓磨滋賀レイクスターズ)、今村佳太新潟アルビレックスBB)が起こした不祥事についてコメントした。

 まずは「Bリーグの4選手が日の丸を付けたアジア競技大会でこのような不祥事を起こし、他の競技団体にも大変ご迷惑をかけた。Bリーグとしても改めて本当にお詫びを申し上げたいと思います」と謝罪。加えて、Bリーグが開幕した2016年には全選手を集めて、2年目以降は新人選手を中心にリスク管理やコンプライアンス問題などの研修を行ってきたことを説明した上で「制度としてはサッカーのJリーグにも負けない制度ができたなと思っていましたが、結果として今回のようなことが起きてしまい、この辺りも見直しというか、どういう風にもっと浸透させていくべきかを改めて痛感しております」と現在の心境を明かした。

 大河チェアマンは質疑応答中、「本当に残念。できたら時計の針を戻して、そのときに戻って注意をしてあげたい。するべきだったくらいの気持ちであります」とも話し、「『再発防止』と口で言うのは簡単かもしれませんが、難しい話だとも思います。三屋(裕子/日本バスケットボール協会)会長とともに、女子リーグやアマチュアリーグも含めて“オールバスケットボール”で、そして場合によっては“オールスポーツ”で再発防止に取り組んでいく必要がある」と今後の策について自身の考えを述べた。

 なお、今後の4選手へのJBAとしての処分については「9月5日が日本バスケットボール協会の理事会になっています。遅くともその理事会までには該当の4選手だけでなく、それに関わる人たちの責任、処分というものを決定していくことになる」と発表し、「日本協会の対応を待ってBリーグ、そして各クラブの対応を決めたい」とコメントした。

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