日本、Window4で渡邊雄太と八村塁を招集へ…ラマスHC「試合に出れることが確実」

予備登録メンバーに入った渡邊と八村について言及したフリオ・ラマスヘッドコーチ

 日本バスケットボール協会(JBA)は9月3日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window4)」の日本代表予備登録メンバー24人を発表した。

 同日に行われた公開練習前、フリオ・ラマスヘッドコーチは「Window4をしっかり戦えるチームを作るために、今いる招集可能な選手たち24人を選んだ」と説明。Window3で活躍した八村塁(ゴンザガ大学)と、メンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結んだ渡邊雄太は「試合に出れるということが確実」のため招集に至った。

「八村と渡邊は世界でも戦える2人なのですごく信じて、期待している。ただ、バスケットボールはチームスポーツなので、チームに貢献することがまず最優先として考えてほしい。個人の成績は別として、チームにどれだけ貢献して、どれだけ勝利に近づけるか期待している」

 また、左足首の手術を受けた帰化選手のニック・ファジーカス川崎ブレイブサンダース)について「現時点でまだ(間に合うか)わからない」と、リハビリが少し長引いていると言及。同じく日本国籍を持つアイラ・ブラウン琉球ゴールデンキングス)を24人のリストに入れた一方、シェーファー アヴィ幸樹(ジョージア工科大学)は所属する大学の都合で「(招集が)難しい」。渡辺飛勇(ポートランド大学)は「可能性が少しだけ残っている」ため名を連ねている。

 13日の敵地カザフスタン戦、17日のホームイラン戦に向け、指揮官は「今は13日のカザフスタン戦に勝つことだけを考えている」と意気込みを語った。

■FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選 Window4 日本代表予備登録メンバー(24名)
アイラ・ブラウン琉球ゴールデンキングス
太田敦也三遠ネオフェニックス
竹内譲次アルバルク東京
ニック・ファジーカス川崎ブレイブサンダース
古川孝敏琉球ゴールデンキングス
篠山竜青川崎ブレイブサンダース
辻直人川崎ブレイブサンダース
鎌田裕也川崎ブレイブサンダース
比江島慎(ブリスベン・バレッツ)
熊谷尚也大阪エヴェッサ
宇都直輝富山グラウジーズ
田中大貴アルバルク東京
西川貴之シーホース三河
張本天傑名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
富樫勇樹千葉ジェッツ
ベンドラメ礼生サンロッカーズ渋谷
渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)
馬場雄大アルバルク東京
中村太地(法政大学)
平岩玄(東海大学)
八村塁(ゴンザガ大学)
渡辺飛勇(ポートランド大学)
田中力(IMGアカデミー)
八村阿蓮(東海大学)

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