8月14日にカルッツかわさきで「バスケットボール日本代表国際試合 International Basketball Warm-up Game 2019」が行われ、男子日本代表(FIBAランキング48位)がニュージーランド代表(同38位)と対戦した。
篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)が先発ポイントガードを務め、田中大貴(アルバルク東京)がシューティングガード。そして、渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)が復帰し、八村塁(ワシントン・ウィザーズ)、ニック・ファジーカス(川崎)と初めて共演を果たした。
試合は立ちあがりから八村、渡邊、ファジーカスの“ビッグ3”を中心に進行。田中、比江島慎(宇都宮ブレックス)も要所で3ポイントを沈めたが、相手の正確なシュートもあり、第1クォーターで25-29と4点のビハインドを背負った。
第2クォーターは序盤、比江島がフリースローとジャンプショット、竹内公輔(宇都宮)が安藤誓哉(A東京)との連携からシュートを成功。しかし、相手のゾーンディフェンス、3ポイントに苦しむ時間が続く。ファジーカスの3ポイント、篠山や馬場のフリースローで得点を重ねたものの、相手の勢いを止めることができず42-61で前半を終了した。
第3クォーターは開始10秒に比江島がファジーカスのアシストからシュートを決めると、八村、馬場が積極的にアタック。ディフェンスでも篠山が粘り強さを見せ、同3分29秒の時点で59-68と9点差まで詰め寄った。中盤以降はファジーカスの“3点プレー”、安藤誓のジャンプショットなどもあり、安藤周人(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)やシェーファーアヴィ幸樹(滋賀レイクスターズ)といった若手も出場。しかし、70-84の14点ビハインドで最後の10分間に突入した。
第4クォーターは開始早々、安藤周が3ポイント、シェーファーがブロックを決めるなどアピール。安藤誓にも好プレーが飛びだし、開始3分50秒に81-90と再び1ケタ点差まで迫った。残り3分39秒には八村の3ポイントで85-93。一気に流れを引き寄せたかに見えたが、試合をひっくり返すことができず、最終スコア87-104で敗戦を喫した。
日本は八村がチーム最多19得点9リバウンドをマークし、ファジーカスが17得点、馬場が12得点、比江島が9得点を記録。安藤誓は4アシスト、シェーファーは2ブロックを挙げた。
なお、日本は22日、さいたまスーパーアリーナでの「バスケットボール日本代表国際試合International Basketball Games 2019」でアルゼンチン代表と対戦する。
■試合結果
日本代表 87-104 ニュージーランド代表(@カルッツかわさき)
JPN|25|17|28|17|=87
NZL|29|32|23|20|=104