2023.09.18

果敢な攻防で流れをつかんだU16日本代表が逆転勝利…アジア選手権初戦を白星で飾る

新郷(左)は13得点8リバウンド4アシストの活躍[写真]=fiba.basketball
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 9月17日、カタールで「FIBA U16アジア選手権大会2023」が開幕。U16男子日本代表がU16イラン代表とのグループステージ初戦に臨んだ。

 日本の先発には、高田将吾(福岡大学附属大濠高校)、千保銀河(開志国際高校)、新郷礼音(Team Thad)、ベネディクト研一郎(Iona Prep School)、白谷柱誠ジャック(四日市メリノール学院中学校)が名を連ねている。

 高田のプルアップジャンパーから得点をスタートした日本。レイアップやフリースローから着実にスコアを重ねていき、相手のターンオーバーから速攻も繰り出すと、27-18と9点リードで最初の10分間を終えた。

 続く第2クォーター、序盤にイランの連続得点に苦しみつつも、日本は堅守からレイアップを決めて逆転は許さず。終盤にかけて互いに得点の決まらない時間が続いたが、41-40と日本がわずかに先行して試合を折り返した。

 第3クォーターも中盤までは互角の戦いを繰り広げていたが、残り約5分に日本はターンオーバーから逆転を許し、ゴールも決まらない苦しい展開に。終盤に白谷のフリースローで1点を返し、49-55と6点ビハインドで最後のクォーターへ向かう。

 勝負の第4クォーター、日本は高田の3ポイントシュートを中心に果敢なオフェンスを仕掛け、残り5分に新郷のフリースローで同点に追いつく。残り1分には白谷がレイアップからバスケットカウントを獲得し、追加のフリースローは決められなかったものの、3点リードに成功。最後は日本が時間を使い切り、最終スコア65-62で逆転勝利を挙げた。

 大会初戦で白星を飾った日本は、高田がゲームハイ21得点をマーク。13得点8リバウンド4アシストの新郷、9得点12リバウンドを挙げた白谷の活躍も光った。18日に次戦を迎える日本は、開催国のU16カタール代表と対戦する。

■試合結果
日本 65-62 イラン
日本|27|14|8|16|=65
イラン|18|22|15|7|=62

幸先いいスタートを切ったU16男子日本代表[写真]=fiba.basketball

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