2023.10.16
9月17日から24日にかけて行われる「FIBA U16アジア選手権大会2023」に先立ち、国際バスケットボール連盟(FIBA)が過去のU16アジア選手権をプレーバック。同大会でプレーし、今夏の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に出場した選手をピックアップした。ここでは、日本のプレーヤーに焦点を当てていく。
2011年大会に出場したのは、日本が誇るウイングプレーヤーの馬場雄大。14チーム中3位という成績を残した日本の得点源として、チームトップの1試合平均16.0得点を挙げた。「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」でも攻防両面で重要な役割を果たし、平均6.4得点2.4リバウンド2.2アシストに加え、同1.4スティールもマークしている。
2015年大会には、ガードの西田優大(シーホース三河)、フォワードの井上宗一郎(越谷アルファーズ)が出場。西田は第1ラウンドの3戦すべてで20得点を挙げ、同18.2得点5.3リバウンド1.9アシストを記録するなど、エースとして日本をけん引した。井上も同2.1得点2.4リバウンドをマークし、限られたプレータイムのなかでゴール下を支えている。
そして2018年大会には期待の新星、河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)が登場。同5.3得点4.0リバウンド4.3アシスト1.7スティールと、ベンチからオールラウンドなプレーを見せつつ、チームのコントロールを担った。「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」では富樫勇樹(千葉ジェッツ)とともに主力ガードを務め、同13.6得点7.6アシストと素晴らしいパフォーマンスを発揮している。
河村と“若手コンビ”を組み、爆発的なシュート力が持ち味の富永啓生(ネブラスカ大学)も2018年大会でプレーしている。そのスコアリング能力は当時から健在で、1次ラウンドのインド代表戦では9本中7本の3ポイントシュートを炸裂し、5-8位決定戦のレバノン代表戦でも6本中5本の長距離砲をヒット。今夏のワールドカップではフィンランド代表戦、カーボベルデ代表戦でチームに勢いをもたらす3点弾を沈め、沖縄アリーナの観客を大いに沸かせた。
今夏のワールドカップで日の丸を背負い、パリオリンピックの出場権獲得に大きく貢献したU16出身の戦士たち。将来、A代表として日本をリードする逸材が今年のU16アジア選手権にも現れるかもしれない。
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