2023.09.27

Bリーグ開幕直前の全選手ミーティング開催…日本代表の井上「注目されていることを再認識できた」

オンラインで取材に応じた田渡と井上[写真]=B.LEAGUE
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 9月27日、Bリーグの2023-24シーズン開幕に先立ち、オンラインで全選手ミーティングが開催され、日本バスケットボール選手会の会長を務める田渡凌福島ファイヤーボンズ)と、井上宗一郎越谷アルファーズ)が取材に応じた。

 全選手ミーティングには、Bリーグの島田慎二チェアマンも出席し、2026年からリーグの構造をリニューアルする「B.革新」に関して説明。新たに導入されるサラリーキャップ、オンコート、ドラフト、カーディングに関しては今年11月上旬までに決定し、来年3月中旬には新レギュレーションを発表するという見通しであることを明言した。

 また、先日の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」から続く国内バスケットボール界の盛り上がりにも言及し、「日本代表選手だけでなく、バスケットボール選手というだけで今まで以上に見られます。オフコートも含めプレゼンスが上がっているなか、今まで以上にシビアな目で見る方もいるので、気を引き締めてお過ごしいただければと思います」と選手に呼びかけた。

 日本代表の一員としてワールドカップに出場していた井上は、今回のミーティングを通じて「バスケットボール界が今までよりすごく注目されているということを再認識できましたし、それは自分たちの力だけでなく、ソフトバンクさんやパートナー企業さんのおかげで実現できている」と、あらためて日本バスケ界を支える関係者に感謝。

 井上自身は今シーズンから越谷に移籍し、B2東地区でプレーすることになるが、「ワールドカップ直後ということで注目されるタイミングでもありますし、B1とB2に分かれますけど、バスケットボール界を盛り上げていければと思います」と意気込みを口にした。

 選手会長を務める田渡は、パートナー各社への感謝を口にしつつ、「B.革新についても常に島田チェアマンをはじめ、沢山の方々が選手会とコミュニケーションとりながら進めてくださっています。11月上旬に決まるレギュレーションの部分に、選手たちの声をできるだけ反映、伝えられるように選手会長としてやっていきます」と話した。

 Bリーグの2023―24シーズンは、B1、B2ともに10月5日に開幕。日本各地で同9日にかけて第1節が行われる。

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