現役を引退した大神雄子、トヨタ自動車のコーチに就任「常にMAXで向かっていきたい」

トヨタ自動車のDevelopmentコーチに就任した大神[写真]=山口剛生

 トヨタ自動車アンテロープスは6月8日、今シーズン限りで現役を引退した大神雄子がチームのDevelopmentコーチに就任したことを発表した。

 桜花学園高校出身で現在35歳の大神は、2015年からトヨタ自動車に在籍。今季開幕前に引退を示唆してシーズンに臨み1試合平均8.0得点4.0リバウンド2.0アシストをマークしたが、チームは3位という成績に終わった。そして、5月31日に現役引退が正式発表された。

 新たな立場でチームを支えることが決まった大神は、トヨタ自動車の公式HPにて以下のようにコメントした。

「この度Developmentコーチとしてトヨタ自動車アンテロープスと契約させていただきましたことをご報告させていただきます。『Development』という英語の意味は…『発展』『発達』や『進展』『進歩』など『未来』に繋がる言葉だと私自身思っています。自分自身が今後のバスケットボールの発展にしっかりと向かい、また自分自身の進歩を遂げる為にあらゆることに挑戦することで、トヨタ自動車アンテロープスの選手に伝え、共に開拓し成長していきたいと思っております」

「決して安易なことではないと思いますが、まずは『やってみることから』始めてみたいと思います。そのやるのなかには『想い』そして『気合い』が必要だと思います。そしてその想いと気合いの中には一生懸命という言葉に尽きると思います‼常にMAXで向かっていきたいと思いますので、皆様の今後とも変わらぬご声援、そしてご指導のほどよろしくお願いいたします‼アンテロープスのみんながふと『こういうのはどう?』『これを挑戦してみたい』 という事に気付き、挑戦できる場をしっかりとプッシュしてあげられるように1人のコーチとして向き合っていきたいです‼ですので… 今期もアンテロープスの一員として、Developmentコーチという違う立場にはなりますが、 是非会場でお会いした際には声かけてください‼よろしくお願いします」

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