2023.04.08

ENEOSがデンソーとの接戦を制し1勝を先取…渡嘉敷来夢は25得点12リバウンドと躍動/WリーグPO

白熱した第1戦を制したのはENEOS[写真]=Wリーグ
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 4月8日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都)で第24回Wリーグプレーオフのセミファイナルが開催され、ENEOSサンフラワーズ(4位)がデンソーアイリス(1位)との第1戦に臨んだ。

 ENEOSは長岡萌映子のバスケットカウントを皮切りに、試合開始から9-0のランで好調な滑り出しに成功。終盤には1点差まで詰め寄られたものの、星杏璃や林咲希が積極的にゴールを狙い得点を決める。第1クォーター残り3秒には中田珠未が2点を追加し、23-17と6点リードで最初の10分間を終える。

 第2クォーターの冒頭では中田の“3点プレー”などでスコアを奪ったENEOSだったが、以降は不調にあえぎ得点ペースが停滞する。しかし、渡嘉敷来夢や長岡がフリースローで苦しい時間をつないでいくと、堅守からゴールを決めて調子を取り戻す。最後は渡嘉敷が2点をもぎ取り、43-35と8点を先行してハーフタイムに突入した。

渡嘉敷(右)はゲームハイ25得点の活躍[写真]=Wリーグ

 迎えた第3クォーター、リードを広げたいENEOSだったが、要所でのターンオーバーが響いて開始約3分には同点に。以降は終盤まで接戦が続き、ENEOSは残り約30秒から渡嘉敷が4点を追加。62-58と4点リードで試合は最後のクォーターへ。

 勝負の第4クォーター、互いに得点が伸びない重苦しい展開が続き、ENEOSは宮崎早織の長距離砲や渡嘉敷の2ポイントシュートで応戦。終盤はターンオーバーが連続する場面も見られたが、2点リードの残り8秒で宮崎が2本のフリースローを確実に決める。最後はデンソーのラストオフェンスを守り切り、最終スコア71-67でENEOSが大接戦を制した。

 第1戦を勝利で飾ったENEOSは、渡嘉敷が25得点12リバウンド、長岡が16得点9リバウンド、林が9得点8リバウンドをマーク。一方、惜敗したデンソーは本川紗奈生が10得点、高田真希が9得点9リバウンド、渡部友里奈が10得点を挙げている。

■試合結果
デンソーアイリス 67-71 ENEOSサンフラワーズ
デンソー|17|18|23|9|=67
ENEOS|23|20|19|9|=71

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