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4月4日、Wリーグは8日から2戦先勝方式で行われる「第24回Wリーグ プレーオフ」セミファイナルに向け、リモートでの会見を実施した。
クォーターファイナルから登場したENEOSサンフラワーズ(レギュラーシーズン4位)は富士通レッドウェーブ(同5位)と対戦し、76-69で勝利。セミファイナルへの切符を掴んだ。リモート会見には、クォーターファイナルで19得点13リバウンドを挙げた渡嘉敷来夢と、11得点4アシスト2スティールでチームの勝利に貢献した宮崎早織が登場した。
富士通との試合について、宮崎は「出だしはすごく良かったんですけど、途中我慢の時間帯が続いてしまって。どうなるかなと思ったんですけど、我慢の時間帯にチーム一丸となることができたから乗り越えられたのかなと思っています。この調子で次の試合も頑張りたいと思います」と話した。
一方、渡嘉敷は「全員で勝ち切ることができて良かったと思います。この勝ちが次の試合にもつながると思うので、また今週練習を一生懸命頑張ります」と語り、クォーターファイナルの勝利を喜びつつも、宮崎と同様にすでにセミファイナルに向けて気持ちが切り替わっていることが伺えた。
次に対戦するデンソーアイリス(同1位)についても、宮崎は「レギュラーシーズンも皇后杯もタフな試合になりましたが、相手どうこうというよりは自分たちの仕事をしっかりすることが大切」と語り、渡嘉敷も、「ほとんど一緒です。リツさん(デンソー・高田真希)のことは守ります。頑張ります」とあくまでも自分たちにベクトルを向けて準備をしていると明かした。
クォーターファイナルでの試合では、「ベンチメンバーの活躍が大きかった」と語るキャプテン渡嘉敷。「後から出てくる難しさはあると思うんですけど、活躍に期待したいなと思います」とセミファイナルでもベンチメンバーを含めチーム一丸となって戦っていく姿勢を見せた。
最後に意気込みを語った2人。「本当にタフな試合にはなると思うんですけど、一人ひとりが自信を持ってやることが大切。あとは当たり前のこと、ルーズボールだったりリバウンドだったりそういう細かいところを試合に出たメンバー全員ができるように頑張っていけたら良いと思っています」と話す宮崎。渡嘉敷は「簡単に勝てる相手ではないと思っているので、しっかり自分たちのやるべきことをやって戦いたいと思います。本当にここで勝たないとなんの意味もないので、一戦一戦全力でやりたいなと思っています」とセミファイナル突破に向けて闘志を見せた。