8月6日、女子バスケットボールの準決勝が行われ、日本代表は87−71でフランス代表に勝利し、メダル獲得を確定するとともに、いよいよ決勝戦にコマを進めることとなった。
第1クォーターは重たい展開となったものの、第2クォーターに入り次第にディフェンスからオフェンスにつなげる流れができてきた日本。そのリズムを作り出したのが司令塔の町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)と言えるだろう。町田はこの試合でオリンピック記録となる1試合18本のアシストをマークした。
その町田の試合後のコメントを日本バスケットボール協会が掲載している。
試合を振り返り、「最初はあまり日本のリズムではなかったですが、後半はアグレッシブなディフェンスから走るバスケットにつなげられたことが今日の勝因です。自分たちの目標は金メダルなので、決勝が大事になります。チームで勝ちきれるように準備したいです」とコメント。決勝に向けて気持ちを引き締めた。
オリンピック記録を更新した18アシストについては「この数字を残せたことはうれしいですし、チームメート全員に感謝しています」と感謝の言葉を口にした。
さらに「みんながカッティングしてくれるなど、本当に良いところに動いてくれています。自分のドライブに対しての合わせや、あまり良くないパスでも決めてくれているところがこのアシストにつながっているのかなと思っています。本当に一緒に出ている4人に助けられています。みんなが走ってくれているからこそ、そのチャンスを逃さないようにプレーしています」と、チームプレーによる記録達成であることを強調した。
そして、いよいよ8月8日にはアメリカとの決勝戦を迎えることとなった。
「前回(予選リーグで)負けた時はイージーミスやイージーシュートを落としたり、3ポイントシュートの確率も良くなかったことで点差がついて負けてしまいました。まずはアグレッシブなディフェンスから、しっかり走ることが大事になります。それとチームとしてのどれだけミスを減らせるかを意識すれば、勝てない相手ではないと思っています。チーム全員で徹底していきたいです」
2017年にトム・ホーバスヘッドコーチが就任してから掲げてきた目標が「東京オリンピックで金メダル獲得」。ついにその偉業達成まであと1勝となった。チーム全員で勝ち上がってきた女子日本代表。決勝でも町田がタクトを振って、全員バスケを披露してくれるはずだ。
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— FIBA | #Basketball #Tokyo2020 (@FIBA) August 6, 2021