2021.08.06

女子日本代表が史上初の決勝進出! 強豪・フランスに16点差と圧倒/東京オリンピック

女子日本代表がフランスを破り、史上初の決勝進出[写真]=Getty Images
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 8月6日、東京オリンピックバスケットボール女子の準決勝が行われ、日本代表がフランス代表と対戦した。

 先日行われた準々決勝でベルギーを1点差で破り、史上初となるオリンピック準決勝進出を果たした日本。スターティング5は髙田真希(デンソーアイリス)、町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)、林咲希(ENEOSサンフラワーズ)、宮澤夕貴(富士通)、赤穂ひまわり(デンソー)で臨んだ。

 試合はフランスに先制を許す形でスタートするも、日本は町田を中心にインサイドを破って加点する。第1クォーター中盤までは拮抗した展開が続いたが、終盤に速攻と3ポイントシュートから連続得点を奪われ、14−22で終える。

 8点のビハインドを背負って第2クォーターへ突入するが、ディフェンスリバウンドから速攻を繰り出し、残り8分32秒で21−22と詰め寄ることに成功。その後1点を争う攻防が繰り広げられるが、中盤以降は宮澤や林らの3ポイント攻勢で点差を離し、41−34と逆転して試合を折り返す。

 日本がリードして迎えた第3クォーター、赤穂が覚醒。リングへのアタックに加え、3ポイントシュートを沈めるなど次々と得点を決め、じりじりと点差を引き離していく。赤穂の活躍にオコエ桃仁花(富士通)らベンチメンバーも呼応し、このクォーターだけで27得点。68−50とさらに点差を広げて最後の10分間へ。

 第3クォーターで大きく引き離すことに成功した日本。馬瓜エブリン(トヨタ自動車アンテロープス)や東藤なな子(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)らの得点でリードを20点に広げると、その後も攻撃の手を緩めることなく加点していく。終盤にフランスの意地の攻撃でリードを縮められるが、87−71で試合終了。日本がフランスを撃破し、史上初となる決勝進出を果たした。

 個人記録では、赤穂が17得点7リバウンド、宮澤が14得点7リバウンドを記録。町田がオリンピック記録となる18アシストを記録した。

[写真]=Getty Images


■試合結果
日本 87−71 フランス
日  本|14|27|27|19|=87
フランス|22|12|16|21|=71

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