2021.08.07
8月6日、東京オリンピック5人制バスケットボールは女子準決勝が行われ、日本代表が87−71でフランス代表に勝利、史上初となるメダル獲得を確定するとともに決勝戦進出を決めた。
この試合、攻防においてチームに貢献したのが赤穂ひまわり(デンソーアイリス)だ。赤穂はチーム最多となる17得点7リバウンド(宮澤夕貴/富士通レッドウェーブと同数)を記録。加えて数字に表れない部分ではディフェンスにおける1対1でマッチアップの相手を抑えるだけでなく、カバーディフェンスでチームでの守りを支えた。
その赤穂の試合後のコメントを日本バスケットボール協会が掲載している。
殊勲の背番号88は、「第1クォーターは相手にディフェンスリバウンドを取られてしまって、なかなかリズムに乗れませんでした。そこでホーバスヘッドコーチから『ディフェンスとリバウンドをもう一度意識して、そこから走って行こう』と言われ、それが徹底できた時間帯は日本のペースで試合ができていました」と振り返った。
さらに速攻やゴール下の合わせなど、赤穂がスペースに走り込むことで町田瑠唯(富士通)のアシストがさらに輝きを増した。フィニッシャーとなった本人は「町田(瑠唯)選手は速い日本のバスケットを作るのがすごく上手ですし、そのスタイルに自分も合っていると思います。今日は町田選手の動きに合わせていっぱい走ることができ、そこで走れば絶対にパスが来るので、(パスしてくれて)ありがとうございますと言いたいです」と感謝の言葉を述べる。
そして決勝戦に向けて「アメリカは今大会唯一負けている相手ですし、同じ相手に2回は負けられないです。しっかり準備をして、日本のスタイルを40分間出し切り、良いバスケをして勝ちたいです」と決意を新たにした赤穂。大会を通じて存在感を徐々に大きくしているだけに、金メダル獲得に向けて、赤穂にはコートを駆け回ってほしい。
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