2021.08.07
8月4日、女子バスケットボールの準々決勝が行われ、日本代表は86-85でベルギー代表に勝利し、オリンピックでは初となるベスト4進出を決めた。
この試合で本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)は4試合目にして最多となる12分の出場時間を得て、こちらも自身最多の10得点をマーク。先発PGの町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)とともに、司令塔としてチームの勝利に貢献した。
その本橋の試合後のコメントを日本バスケットボール協会が掲載している。
林咲希(ENEOSサンフラワーズ)の決勝シュートで逆転勝ちを収めた試合について「ただただうれしいです。この仲間たちは本当に尊敬できる選手ばかりです。また次も一緒に戦えて、本当に良かったです」と話す本橋。
昨年の11月に右膝じん帯を損傷した本橋は、オリンピックでの復帰を目指してリハビリに励んだ。大会前に行われた親善試合では「80パーセントまで回復」と語っていたが、「今大会に入ってからシュートタッチはずっと良い感じはしています。これまでプレータイムが少なかったですが、逆にその中でいかに自分ができること出せるかと考えたことで、もう迷わずにプレーすることができるようになりました」とコンデイションはさらにアップしているようだ。
「今は積極的にシュートを狙っています。チームの勢いに自分も乗っかって、もっともっと積極的に行きたいという気持ちになっています」と、本来の積極性も戻ってきている。
ベスト4に進出したチームについて「誰が出ても、誰かがダメでも、チームとしてまたステップアップできているのはこのチームの強みです。一人ひとりがチームのことを考え、自分の仕事を全うしようという姿を見られることが自分にとってもすごく刺激になっています」とコメント。
そして「このチームで歴史を変えたいし、そのためにずっとみんなときつい練習を乗り越えてきました。準決勝の対戦相手は決まってませんが(その後、フランスに決定)、これまでと変わらずに日本のバスケットを貫き通すことが大事ですし、日本のバスケットで勝ちにいきます」と力を込めた。
4試合で51本のアシストを決めて出場選手中1位の成績を残す町田へのマークはさらに厳しくなるだろう。それだけに控えPGの本橋のパフォーマンスが重要になってくる。準決勝でも爆発力のあるオフェンスを見せてほしい。
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