2021.09.03
アイザイア・トーマス(無所属)は、NBA復帰の道を探っている。
ワシントン大学出身のポイントガードは、ボストン・セルティックス時代に1試合最高53得点、シーズン平均28.9得点をマーク。当時はオールスター出場、オールNBA 2ndチーム選出など、スター選手としてコートで躍動したが、ケガの影響もあり、クリーブランド・キャバリアーズ移籍以降は球団に居場所を見つけられず、昨シーズンはニューオーリンズ・ペリカンズと10日間契約を結ぶも本契約を獲得するには至らなかった。
しかし、NBAを離れても持ち前の得点能力は未だ錆びついていないようだ。
175センチの小兵は先日、プロ・アマ混合のサマーリーグ「アトランタ・エンターテイメント・バスケットボール・リーグ(Atlanta Entertainment Basketball League、通称AEBL)」に参加。そこで、1試合65得点という驚異のレコードを叩き出し、格の違いを見せつけた。
2013年よりアトランタで開催されている「AEBL」は、これまで数々のNBAプレーヤーが参加してきた国内でも非常にレベルの高いリーグのひとつである。今年は、地元アトランタ・ホークスの中心選手であるルー・ウィリアムズやトレイ・ヤング、ジョン・コリンズのほか、コリン・セクストン、ポール・ミルサップ、モントレズ・ハレル、ジョシュ・オコーギー、マイク・スコットらが参戦。また、Gリーグイグナイト所属のスコット・ヘンダーソン、Class of 2021の「ESPN 100」で5位にランクインする2世プレーヤーのジャバリ・スミスら、カレッジ世代の有望株もNBA入り前の腕試しに参加を表明している。
そんな強者がひしめくリーグにおいてもITは別格だった。この日、躊躇のないジャンプシュートは落ちる気配がなく、独特のリズムでいとも簡単にゴール下へ侵入するシーンもしばしば。気がつけば1人でチームの半分以上の得点をあげ、圧巻のパフォーマンスで勝利に貢献し、ラストショットが決まったあとは関係者やスマートフォンをかざしたファンがコートに乱入。トーマスの「AEBL」における1試合最高得点記録更新を会場全体で祝福した。
『Overtime』によると、この試合には2020年のドラフト1位、アンソニー・エドワーズが観戦に訪れていた模様。あれだけのパフォーマンスを目の前で見せられたら、共にプレーしたいという好奇心が駆り立てられても何ら不思議ではない。無論、地元ホークスの関係者にもトーマスの活躍は耳に入っているはずで、この日はドラフト48位指名のシャリーフ・クーパーもコートサイドに着席していたようだ。
ハイライトへのコメントでも、ファンの多くがトーマスのNBA復帰を願っている。果たして、ITは来季、リーグにカムバックできるのだろうか。
楽天モバイルなら
追加料金0円でNBAが楽しめる!【PR】
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、通常4,500円(税込)の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で何と追加料金0円でNBAを楽しめます。
携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。最安料金は1,000円(税込)以下! 世界トップのバスケをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。
八村塁の活躍を見逃すな!
世界最高峰のNBAを観るなら
WOWOWオンデマンドで【PR】
「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるサービスです。
2021.09.03
2021.08.19
2021.08.13
2021.04.07
2021.04.04
2021.03.19