2021.08.05
8月4日、東京オリンピック女子バスケットボールの準々決勝が行われ、日本代表がベルギー代表と対戦した。
2勝1敗で予選ラウンドを突破した日本。決勝トーナメント初戦となるベルギー戦のスターティング5には、髙田真希(デンソーアイリス)、町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)、林咲希(ENEOSサンフラワーズ)、宮澤夕貴(富士通)、赤穂ひまわり(デンソー)の5人が並んだ。
試合はベルギーに3ポイントを決められ、先制を許す形でスタートするも、直後に宮澤が3ポイントを決め返し、以降は拮抗した展開に。日本は髙田の連続得点で優位を奪うも、点差を離すには至らず、19-16と3点リードで第1クォーターを終える。
第2クォーターは開始早々に林や宮澤が続け様に3ポイントを成功させ、残り7分30秒時点で30-18と12点差に。しかし、その後はミスなども重なって一気に点差を詰められ、残り2分15秒には35-37と逆転を許してしまう。その後、一時は再逆転を果たすも最終的に41-42と1点ビハインドで試合を折り返す。
後半は序盤からベルギーの連続得点で点差を離され、第3クォーター残り5分41秒時点で45-58と13点のリードを許す展開に。それでも日本は宮澤の3ポイントや町田のレイアップなどで粘り強く得点し、61-68と7点差まで詰めて第4クォーターへ。
第4クォーターが始まると日本は宮澤の連続3ポイントで一気に追走。すると残り6分10秒には髙田の3ポイントで同点に追いつくことに成功する。その後は互いに3ポイントを決め合う、一進一退の攻防が続く。日本は残り16秒に町田のアシストで林が3ポイントを決めて、86-85とリード。その後のベルギーの最後のオフェンスを防ぎ切り、日本が紙一重の勝負を制して史上初の準決勝進出を果たした。
個人記録では7本の3ポイントを決めた宮澤が21得点。髙田も19得点で続き、町田は10得点14アシストとダブルダブルを達成した。
■試合結果
日本 86−85 ベルギー
日 本|19|22|20|25|=86
ベルギー|16|25|26|17|=85
2021.08.05
2021.08.05
2021.08.04
2021.08.04
2021.08.03
2021.08.03