2021.08.03
8月2日、女子バスケットボールの予選ラウンドが行われ、日本代表は102−83でナイジェリア代表に勝利を収めた。
この勝利により、女子日本代表は2勝1敗で決勝トーナメント進出を決めた。林咲希(ENEOSサンフラワーズ)は28分56秒の出場で、11本中7本の3ポイントシュートを決め、ゲームハイの23得点をマーク。高確率に長距離砲を沈め続け、得点を量産した。
林の試合後のコメントを日本バスケットボール協会(JBA)が掲載している。
試合を振り返り「最初にウォームアップしたときのシュート感覚はそこまで良くなかったですが、しっかり身体を温めて、試合40分前の時点では良い感覚で打てていると感じました。そこで、思い切って打っていこうと決めました。前半は相手のシュートが入って苦しい流れでしたが、ディフェンスから3ポイントシュートを決めたことで、悪い流れを断ち切れました」とコメント。
また、林は「アメリカ戦後、(トム・)ホーバスヘッドコーチから3ポイントシュートの確率が悪かったと言われ、逆にアメリカの選手たちは、こちらがハードにチェックしても決めていたのが自分の中ではすごく印象的でした。その経験があったからこそ、今日の試合ではどんなにプレッシャーをかけられても決めたいという気持ちがありました」と語り、女王アメリカへの敗戦を早くも自身の糧にした。
さらに「町田(瑠唯)選手ら、ガード陣が自分の動きをしっかり見ていてくれました。他にもドライブからキックアウトをしてノーマークを作ってくれたので、あとは打つだけでした。自分からボールを呼んだのが、すごく良かったかなと思います」と話し、ガード陣とは試合ごとに連携で手応えを感じているようだ。
ここからは負けたら終わりの決勝トーナメントが始まる。林を筆頭に日本のシューター陣は、対戦相手にとって大きな脅威となるだろう。
2021.08.03
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2021.08.02
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