2021.08.02

日本代表が100点ゲームでナイジェリア代表に快勝/東京オリンピック

7本の3ポイントを含む23得点を挙げた林咲希 [写真]=fiba.com
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 8月2日、東京オリンピック女子バスケットボールの予選ラウンドが行われ、日本代表がナイジェリア代表と対戦した。

 7月30日のアメリカ戦に敗れ1勝1敗の日本は、この試合にきっちり勝って決勝トーナメント進出を決めたいところ。スターティング5はアメリカ戦同様、長岡萌映子(トヨタ自動車アンテロープス)、髙田真希(デンソーアイリス)、町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)、林咲希(ENEOSサンフラワーズ)、赤穂ひまわり(デンソー)で臨んだ。

 ナイジェリアに先制を許した日本だが、その後、林、髙田の3ポイントシュートが決まり次第にペースをつかんでいく。その後、ナイジェリアはゾーンディフェンスに守備体型をチェンジするも、今度は宮澤夕貴(富士通)が3ポイントを射抜き、主導権を渡さない。日本は実に7本の3ポイントを決め、30−22とリードを奪った。

 第2クォーター、日本はナイジェリアのアップテンポの攻撃にディフェンスが後手を踏み、連続得点を許す。すると残り4分31秒、36−32の場面でトム・ホーバスヘッドコーチがタイムアウトを請求。直後、本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)をコートに入れて立て直しを図る。その後、林の3ポイントで改めてリードを広げ、51−38で前半を終えた。

 後半に入り、ナイジェリアがジリジリと点差を縮めるも、日本は3ポイントだけでなく、速攻やゴール下の合わせなどを繰り出し得点のペースを落とさない。第3クォーターも33−19としてさらにリードを広げて、最終クォーターへ。

 第4クォーターはベンチメンバーで臨んだ日本だが、攻撃の手は緩めず、最終スコア102−83で勝利。この結果、2勝1敗とした日本はグループBで2位となり、決勝トーナメント進出を決めた。

 個人記録では7本の3ポイントを決めた林が23得点と両チーム最多をマーク。宮澤19得点、髙田15得点、赤穂12得点、本橋10得点と5人が2ケタ得点を記録した。また、町田は得点こそなかったが、15本をアシストを叩き出し、日本快勝の立役者の一人となった。

■試合結果
ナイジェリア 83−102 日本
ナイジェリア|22|16|19|18|=83
日    本|30|21|33|26|=102

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