2021.08.02
8月2日、女子バスケットボールの予選ラウンドが行われ、日本代表は102−83でナイジェリア代表に勝利を収めた。
この勝利により、女子日本代表は2勝1敗で決勝トーナメント進出を決めた。町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)は20分04秒の出場で得点こそなかったものの、オリンピックの1試合最多アシスト数に並ぶ、15アシストを記録。巧みなゲームメイクで日本の予選突破を大きく後押しした。
町田の試合後のコメントを日本バスケットボール協会(JBA)が掲載している。
試合を振り返り「今日はよく3ポイントシュートが入りましたが、前半は少し自分がチームに良いリズムを作ることができませんでした。でも、後半はしっかりディフェンスから走るバスケットにつなげることができ、そこは良かったです」とコメント。
わずか20分のプレータイムで、驚異の15アシストをマークしたことについて聞かれると「私自身はアシストの数を気にしていませんでした。周りの選手が走って、良いスペースに動いてくれたことで、アシストの数がついてきます。自分ではなく、周りの選手たちに感謝しています」とシュートを決めきったチームメートへの感謝を示した。
さらに町田は「今日のゲームはシューター陣の調子が上がっていたし、自分のドライブにディフェンスが寄ってきたことも分かっていたので、自分が攻めるよりもシューターやダイブしてきた選手へのパスを狙って、スペースを広げることを意識していました」と今日の自身のゲームメイクについても語った。
それでも「次の試合では3ポイントシュートを警戒されると思うので、自分もドライブをしっかり意識して、そこからキックアウトできるようにしていきたいです」とコメントし、早くも決勝トーナメントでの戦いを見据えているようだ。
町田は予選ラウンドの3試合すべてで2ケタのアシストを記録と、大舞台で存在感を増している。悲願の金メダルへ向けて、決勝トーナメントでも町田のゲームメイクに注目だ。
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