2021.07.27

強豪・フランス代表を破った女子日本代表…指揮官は「よく戦ってくれた」と称賛

フランス代表を74−70で破った女子日本代表[写真]=fiba.com
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 7月27日、女子バスケットボールの予選ラウンドが行われ、女子日本代表が74−70でフランス代表に勝利した。

 試合開始直後は硬さがみられ、なかなか得点をあげられなかったものの、林咲希(ENEOSサンフラワーズ)の3ポイントシュートをなどでリズムをつかみ、34−36で試合を折り返す。

 ビハインドで迎えた後半、ディフェンスの強度を上げて相手の自由を奪うと、長岡萌映子(トヨタ自動車アンテロープス)や町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)が立て続けに得点を沈め、逆転に成功する。最後の10分間は一進一退の攻防となり、リードチェンジを繰り返す中、長岡が終盤に値千金の3ポイントシュートを沈め、接戦を制した。

 日本バスケットボール協会(JBA)は、トム・ホーバスヘッドコーチの試合後のコメントを掲載している。

「出だしは少し落ち着きがなく、満足できる内容でもなかったです。前半で34-36と2点差で負けており、厳しい試合になると思いました。

 でも、接戦になることは想定内であり、それに対する練習もしてきました。フランスはタフなディフェンスをしてきましたし、特に後半はインサイドのグルダ選手に攻められて厳しい試合となりました。

 この試合を通して、私たちのペースで得点できなかった時間帯もあれば、台風のように流れをつかんで勢いに乗れた時間帯もありました。勝因は、要所で3ポイントシュートを決めてくれたことです。そのシュートにつなげるためにも我慢してディフェンスし、よく戦ってくれました」

 激しい試合展開を制し、見事強豪・フランス代表を下した日本。次戦は、オリンピック7連覇を狙うアメリカ代表と戦う。
 

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