2024.06.28

日本代表がU18女子アジアカップ4強進出…田中こころが3試合連続20得点超の活躍

チーム最多得点を挙げたU18女子日本代表の田中こころ[写真]=fiba.basketball
バスケ情報専門サイト

 6月28日、中国で「FIBA U18女子アジアカップ2024」準決勝進出決定戦が行われ、U18女子日本代表(FIBAガールズランキング9位)が76-70でU18チャイニーズ・タイペイ代表(同28位)に勝利。今大会のベスト4と同時に、来年開催される「FIBA U19女子ワールドカップ」出場権を手にした。

 藪内夏美ヘッドコーチが率いる日本は、今大会4試合目にして初めて東小姫(白鷗大学1年)がスターターから外れ、片山朋子(関西学院大学1年)、谷口憂花(白鷗大学1年)、田中こころ(ENEOSサンフラワーズ)、曽根妃芽香(拓殖大学1年)、平山真穂(筑波大学1年)を先発起用。

 第1クォーターはフィールドゴール成功率23.8パーセント(5/21本)と長短ともにシュート精度が上がらず13-16のビハインドで終えると、第2クォーターも流れに乗りきれず。それでも、司令塔の田中がスコアを伸ばし、同終了間際には松本莉緒奈(関西外国語大学1年)の連続3ポイントで逆転。35-32で折り返した。

 ハーフタイム明けの後半は、山田英真、曽根、谷口といった面々の連続得点もあり、2ケタ点差までリードを拡大。試合の主導権を握った日本は、第4クォーターも選手を入れ替えながら粘り強いディフェンスで反撃を振り切り、最後は6点差の76-70で勝利した。

 この日の日本代表は、田中が3試合連続の20得点超えとなるチーム最多24得点5スティールを記録。堀内桜花(シャンソン化粧品シャンソンVマジック)と松本も2ケタ得点、谷口と山田が2ケタリバウンドと存在感を示した。

 これで今大会のベスト4は、今大会3戦全勝の中国代表(同19位)とオーストラリア代表(同5位)、準決勝進出決定戦を勝ち上がってきた韓国代表(同25位)と日本に決定。日本は明日29日の準決勝でオーストラリア代表と対戦する。

■ 試合結果
日本 76-70 チャイニーズ・タイペイ
JPN|13|22|25|16|=76
TPE|16|16|17|21|=70

女子日本代表の関連記事

代表の関連記事

BASKETBALLKING VIDEO