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バスケ日本代表、女子の恩塚HCが退任…男子のホーバスHCは“続投”含め交渉中

日本代表の恩塚亨HCとトム・ホーバスHC[写真]=伊藤大允
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 9月11日、日本バスケットボール協会(JBA)がメディアブリーフィングを開催し、パリ2024オリンピックに参戦した女子日本代表恩塚亨ヘッドコーチ(HC)が任期満了に伴い退任すると発表した。

 恩塚HCは東京五輪女子日本代表のコーチとして銀メダル獲得に貢献し、同大会後からHCに就任。パリ五輪では“走り勝つシューター軍団”をチームコンセプトに「金メダル」を目標に掲げていたが、グループフェーズ3連敗で12カ国中最下位に低迷した。

 JBAの東野智弥技術委員長は、「彼(恩塚HC)はビデオコーディネーターからやっていました。私の助けも多くしてくれましたし、技術委員会も一緒になって作ってくれました。そういう意味では有能な人物であります。将来また一緒に代表強化に戻ってきてもらいたい人物ではありますが、オリンピックの周期ということもあり、満了という形で次の新体制をつくっていきたいと思っています」と説明。

 東野技術委員長は、女子代表チームの目標設定や強化体制、マッチメーク、選手選考も含めて検証の必要があることを認め、来年7月のアジアカップに向けて年内には新指揮官を決める方針だと明言した。

 男子日本代表のHC人事については「未定」としつつも、トム・ホーバスHCと“契約継続”も含めて交渉中であると説明。男子日本代表は今年11月にアジアカップ予選を控えているが、「まだ状況としてはわからないところもある。ホーバスHCとも話しながら、そうじゃないとき(ホーバスHCが退任した場合)はどうすればいいのかというのも考えながら、同時並行で動いていくという状況」と東野技術委員長。

 ホーバスHCとの交渉の進展状況について詳細は明かさなかったが、「彼の心情としては(パリ五輪で)“ベスト8”を狙いましたからね。彼の意向というよりハートブレイクのところが大きかったと思う。それくらい彼は心を込めてチームを作り込む人。そこに私の信頼もあります」と、改めて信頼感を口にした。

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