ジョージ残留により、ウェストブルックとカーメロとの“ビッグ3”は結成2年目へ
現地時間7月1日、フリーエージェント(FA)交渉解禁初日にポール・ジョージがオクラホマシティ・サンダーとの再契約に合意したと、『ESPN』をはじめとする複数の現地メディアが報じた。
来季のプレーヤーオプションを破棄し、制限なしFAとなったジョージには、自身の故郷に近いロサンゼルス・レイカーズをはじめ、複数のチームが触手を伸ばしていると報じられていたが、再びサンダーでプレーすることを決断したとされている。
同日、チームメートのラッセル・ウェストブルックが開催したパーティで、会場に集まった大勢のファンの前で「俺はここにいるよ」とジョージが語り、大歓声が沸き起こった。
報道によると、ジョージはサンダーと4年1億3,700万ドルのマックス契約を結び、その中にはプレーヤーオプションも含まれているという。
正式な契約締結はモラトリアム期間終了後の7月7日午前2時1分(現地時間6日午後0時1分/米東部時間)以降となるのだが、先日サンダーはカーメロ・アンソニーがプレーヤーオプションを行使して残留を決めたため、来季のサラリーキャップ(1億186万9,000ドル)どころか、タックスレベル(1億2,373万3,000ドル)を超えてラグジュアリータックスを支払う可能性が大いにある。
それでも、昨年トレードで加入した28歳のジョージをキープできたことは、サンダーが来季以降も優勝争いに加わることを意味する。ウェストブルック、ジョージ、カーメロによる“ビッグ3”初年度はプレーオフ1回戦敗退となっただけに、サンダーの今後の巻き返しに期待したい。
なお、サンダーは制限なしFAのジェレミー・グラントとも3年2,700万ドルで契約合意に達したと報じられている。