10月2日(現地時間1日)、2018-19 NBAプレシーズンゲームは4日目を迎え、4試合が行われた。ここでは、それぞれの試合を振り返っていこう。
■マジックがイースト強豪シクサーズと対決
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ 120-114 オーランド・マジック
シクサーズの主砲エンビードが2戦続けて好調をキープ
プレシーズン初日のメルボルン・ユナイテッド戦(NBL)で11投中7本のショットを沈めて20得点を挙げたジョエル・エンビード(シクサーズ)が、この日も15投中9本のショットを決めてゲームハイの21得点を奪取し、シクサーズがマジックに勝利。エンビードのほか、4人が2ケタ得点を挙げたシクサーズは、プレシーズン2連勝を飾った。
マジックではニコラ・ブーチェビッチがチームトップの20得点、新人ビッグマンのモハメッド・バンバがベンチから12得点をマークするなど、第4クォーターに巻き返すも、シクサーズに追いつくことはできず。
■ニックスのケビン・ノックスが初登場
ニューヨーク・ニックス 124-121 ワシントン・ウィザーズ
延長戦までもつれた熱戦を制したのはニックス
延長戦まで突入したこの試合。ニックスは3点差でウィザーズを下し、プレシーズン初戦同士のマッチアップを制した。スターターとして出場した新人ケビン・ノックスはチームトップとなる約26分をプレーして13得点10リバウンド3アシスト2スティールを記録。2年目のデイミアン・ドットソンがベンチから14得点、ドラフト外のガード、アロンゾ・トリアー(アリゾナ大)が13得点を挙げるなど若手が活躍。ウィザーズではケリー・ウーブレイJr.がベンチからチームトップの15得点8リバウンドに4アシストと躍動したものの、プレシーズン初戦に惜敗。
■ホークスのプレシーズン初戦
アトランタ・ホークス 116-102 ニューオリンズ・ペリカンズ
第3Qだけで37得点と爆発したホークスが勝利
アンソニー・デイビス、ドリュー・ホリデー、ジュリアス・ランドルなどの活躍で前半をリードして終えたペリカンズだったが、第3クォーターにホークスの爆発を許して逆転を喫し、これでプレシーズンゲーム2連敗。勝利したホークスではディアンドレ・ベンブリーがゲームハイの20得点に5リバウンド4アシスト、ジョン・コリンズが18得点、新人トレイ・ヤングが11得点8アシストをマーク。ペリカンズではデイビスが16得点7リバウンド、ホリデーが13得点4アシスト、ランドルが11得点7リバウンド2スティール、エルフリッド・ペイトンが7アシスト2ブロックを残した。
■ドラフト2トップがプレシーズンで激突
サクラメント・キングス 106-102 フェニックス・サンズ
エイトンが24得点を奪うも、フェレルらの活躍でキングスに軍配
今年のドラフト全体1位指名のディアンドレ・エイトン(サンズ)、2位指名のマービン・バグリー三世(キングス)がサマーリーグに続いて激突。先発出場したエイトンはチームトップの24得点9リバウンド3ブロックと活躍、バグリー三世はベンチスタートで7得点2ブロックを記録した。
試合はというと、僅差ながらキングスが4点差でサンズに勝利。新加入のヨギ・フェレルが6本の3ポインターを放り込むなどゲームハイとなる26得点をマークし、勝利に大きく貢献した。そのほか、ウィリー・コーリー・スタインが14得点12リバウンド、ディアロン・フォックスが12得点5アシストを挙げるなど奮闘。サンズでは2年目のジョシュ・ジャクソンが17得点5リバウンド6アシスト、TJ・ウォーレンが16得点をマークしたもののキングスに一歩及ばず。