ピアースやガーネット、タウンズらがローズのプレーを絶賛
昨季途中にミネソタ・ティンバーウルブズと契約し、プレーオフ進出に貢献したデリック・ローズ。
2011年に史上最年少でシーズンMVPに輝いてからというもの、相次ぐ膝の負傷で評価を落としていたローズだが、ここにきて復調しつつあるようだ。
ゴールデンステート・ウォリアーズとのプレシーズン初戦でジェフ・ティーグと共に先発出場すると、10投中6本のショットを決めるなど16得点をマーク。オールスターのジミー・バトラーが事実上不在のウルブズにおいて、ローズは主軸の1人を務めていると言っていいだろう。
10月3日(現地時間2日)、『ESPN』が放送している『The Jump』では、ポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)がローズをこう絶賛していた。
「デリック・ローズは今、使い勝手の良い選手という枠を超えている。私からすれば、彼はこのリーグで今でもスターターを務めることができる選手。ショットを決めることができ、バスケットボールIQも良いものを持っている。そして彼はスコアリングポイントガードだ。そのスタイルは今のNBAそのものだ」。
9月中旬には、ウルブズのレジェンド、ケビン・ガーネット(元ウルブズほか)が「ウルブズはローズをスターターで起用すべき」と発言。プレシーズン初戦後には大黒柱のカール・アンソニー・タウンズもローズを絶賛しており、このままローズがスターターを務めたとしても、何ら不思議ではない。
というのも、バトラーのトレード希望により、ウルブズはトレーニングキャンプ時からティーグとローズというダブル・ポイントガードをバックコートに据えて先発ユニットを構成している。バトラーのトレードはまだ決まっていないため、ロースターに劇的な変化がない限り、トム・シボドーHCはこのままローズをスターターで起用することになりそうだ。