チーム史上初の通算1万得点に到達、3年ぶりのプレーオフへ向けて好スタート
シャーロット・ホーネッツのオールスターガード、ケンバ・ウォーカーが開幕から絶好調を維持している。
10月18日(現地時間17日)のミルウォーキー・バックス戦で、開幕戦としてはフランチャイズ新記録となる41得点、20日(同19日)に行われたオーランド・マジック戦で26得点、そして21日(同20日)のマイアミ・ヒート戦では決勝点となるフリースローを含むゲームハイの39得点を奪取。
With 7 3-pointers made tonight, Kemba Walker has the most three-pointers made (19) through the first three games of a season in NBA History! #Hornets30 #KiaTipOff18 pic.twitter.com/aW6ug2CBt6
— NBA (@NBA) October 21, 2018
今季でフランチャイズ創設から30シーズン目という節目を迎えたホーネッツは、初戦こそ敗れたものの、マジック戦から2連勝と好調。ウォーカーは3試合すべてにおいてゲームハイの得点をたたき出しており、申し分ないパフォーマンスを見せている。
ウォーカーは3試合を終えて計106得点(平均35.3得点)、3ポイントは38投中19本成功、1試合平均6.3本を決めるという驚異的なペース。開幕3試合における3ポイント成功数で、2009-10シーズンにニューヨーク・ニックスのダニーロ・ガリナーリ(現ロサンゼルス・クリッパーズ)が記録していた18本を上回る、リーグ新記録樹立となった。
また、ヒート戦の第3クォーター途中にドライブを決めたウォーカーは、フランチャイズ史上初となる通算1万得点に到達。ウォーカーが好調を続ける背景には、今季から就任したジェームズ・ボレーゴHC、そしてチームメートたちの影響もあるようだ。
「皆が僕に『ケンバ、シュートし続けるんだ』みたいに言ってくれるんだ。これが僕の好調の要因なのさ」と『AP』へ語っている。
ウォーカー率いるホーネッツは、2シーズン連続で36勝46敗と負け越しており、プレーオフ出場を逃している。負けず嫌いのウォーカーにとって、プレーオフの舞台に立てないのは何よりも悔しかったはず。
3年ぶりのプレーオフ返り咲きに向けて、ウォーカーとホーネッツは好スタートを切ったと言っていいだろう。